もうすぐ、新刊が発売なので
盛り上げていきたいのだが、
どうも、発売の一週間くらい前というのは
気分がダウンするもので
どうにも、アッパーにあおれない。

ずっと、そうであったのだが
贅沢病といわれるのが嫌なので
黙っていた。

多分、もはや見本も出て、流通にまわる
段取りは整ったのだから
もうその新作に関し
自分自身はに何をする作業もない
後は読者の采配をあおぐだけ
という状態が、そうならせてしまうのだろう。

完成したら、飽きるタイプなのだ。


「もえいぬ」に関しては
すぐに評価されがたい作品だと思っている。
求められている作品でもない気がする。
しかし、半年、一年、
否、死んでから????

ああ、ここに重要な嶽本野ばらのポイントが
あり
何故、彼はこの時期、これを発表することに
拘ったのか
が、解って頂けると思う。

「桜の園」「もえいぬ」そして次回のリリースをもち
二次元三部作
と、名付ける。

発表の新しい順、つまり、三部作が出揃ったのち
逆に読んでいくと、非常に納得しやすいのかもしれないが
そういうアプローチをとったほうが
親切だったのだが、
それではつまらないので
敢えて、不親切なリリース順にしてみた。

セットリストを玄人受けするカッコよい形にしたい
というような感じだろうか?

ま、結局は僕の、傲慢である。