今日、新しいMacちゃんをお迎えしにいった。
愛用していたMacちゃんの容量がもはや限界で
クラッシュする前にそろそろ買い直さねばヤバいからである。
愛機を変更するのは淋しいことだけど
まあ、致し方ない。

ずっとMacユーザーである。
Windowsは嫌いだ。
Macは機械、Windowsは所詮、家電だからである。

もはやWindowsが主流で
Macも頑張ってWindowsとの互換性に力をいれたけれど
やはりWindowsのソフトをMacで使用するには
難がある。

ミクもMacで動かなくはないらしいが
駄目らしい・・・。

基本、僕は機械音痴なのだけども
機械が嫌いではない事がギターをはじめてから解った。
機械は好きなのだ。
ただ、家電が嫌いなのである。

なので、アンプやエフェクターは
観ているだけで萌える。

機械は美しい。
何故なら必然性をもっているから。
Macには思想がある、Windowsにはない
といわれることがあるが
そう、大層なものではない気がする。
美しい機械は、単に必然性を持ち
ユーザーに媚びをうっていないからこそ
美しいのではなかろうか?

それは「けいおん!」にもいえる。

唯のギターはギブソンで、アンプはmarshall
律のドラムはYAMAHA
澪のベースはフェンダーで、アンプもfender
むぎちゃんはKORGのキーボードでアンプはRoland
あずにゃんはムスタングで、アンプをfender
にしている。

唯のギターならBOXのアンプのほうが
相性がいいと思うのだけれど
まあ、初心者の唯がBOXを使う必要はなかろう。

彼女達が美しいのは
リアリズムを追求した楽器とアンプが出て来るからではないと
今日、気付いた。
楽器とアンプの相性、この楽器であるからこのアンプなのだ
という必然性がきちんとあるからこそ
美しいのだ。

恐らく、美しさとは必然性がどれだけ純化しているかで
決まるのだと思う。

Macちゃんを量販店で求めたあと
余りにMacに対する知識が店員さんにないので
新しいソフトと古いソフトの互換性
をきちんと教えて貰うため、アップルストアに向かった。

小雨が降っていたが、アップルストアで
丁寧な解説を受け、
機械音痴なので、使用手順が解らないよー
憶えられないというと、店員さんは
紙に、手順をサルでも解るように書いてくれた。

ケーブルのみを買うつもりだったが
嬉しくなったので、買わなくてもいい
マウスまで買ってしまった。

マウスもMacは純正でないとならない。
そうしなければカッコ良くないし、可愛くない。
マウスですら、Macの純正は必然性を持つのだ。

だからこそ、スタイリッシュで美しい。
美しいから必然性があるのではなく
必然性を持つから美しくなる。

お洋服も、小説も、お菓子も
何だってそうなのではなかろうか?

意味などなくていい。
大切なのは必然性なのだ。

「けいおん!」観にいこうと
アップルストアを出ると
雨が雪に変わっていた。

とても美しい景色だった。
これも何かの必然があればこそだろう。
量販店を出て、雪だったら
別にああ、雪だと思っただけだったろう。

ロンドンの寿司屋のステージに用意された
ドラムはYAMAHAではなくPearlである。
これも当然である。
しかし、ジャパンフェスのステージで
用意されていたドラムはYAMAHAなのである。
この必然の追究が素晴らしい。
因みに、ギターのアンプのヘッドは
唯のも、恐らくあずにゃんのもmarshallの900だ。
これが2000だったら、興醒めだったろう。

2000は進化したアンプだが
万能な余り、ヘタレである。
家電に近い。
HTTはロックというよりポップスなので
2000でもいいと思うが
ロンドンのスタッフが2000を用意する筈がない。

Windowsユーザーを否定するつもりは毛頭ないが
僕の美意識はMacを選ぶ。
機械なので普通に使うぶんにはかなり不便だが
特に機械音痴にとってはキツいが
これからも僕はMacでしか執筆をしないだろう。

不便でも、美しく、愛を持てるものでしか
書きたくはないのです。

Sky Hight !!ラブラブ