サイン会、ありがとう。

ああいう、アットホームな感じもいいよね。
これからも、まだまだ頑張らねばと、意欲が沸きました。
風邪なんぞ、ひいてる場合ではない!
今度は、2月、関西の皆の衆、待っていておくれ。
今日も自分で選曲したアニソン・ベストをBGMにしたが
マンガミュージアムでも、流すぜい!! 多分・・(まだ許可、得てない(+_+))

で、お礼はそこそこにして——。
伝えたいことがある。

昨日、
「DOCUMENTARY OF AKB48」を観てきました。
思っていた内容と全然、違った。
この映画に、萌えは一切、ない。

総選挙、じゃんけん選抜、西武ドームコンサート
での舞台裏なども映し出されるけれど
この映画のメインとなっているのは、
震災と対峙するメンバーの姿です。

AKBには仙台で被災した研究生もいる。
その研究生も含め、自分達に何が出来るのかを考え
被災地を訪れ、現地でパフォーマンスを披露する彼女達。
自分達のようなものが行くのは迷惑ではないか
限界の状況にいる人達の前で、笑顔で歌って踊っていいのか。
苦悩しつつも
行動を起こす彼女達。

実は、つい最近、震災をテーマにした小説を書いたのだけど
正直、まるで上手く書けませんでした。
僕は、何も出来なかったから・・・。
そして今も、何もしていないから・・・。
書けば書く程、何を書けばいいのか解らなくなってしまった。

AKBの被災地訪問を偽善、好感度をあげる為の行為だと
いう人もいると思う。
AKBだけが復興支援に積極的であったわけじゃないし
著名人の支援なんてたかがしれている。
名もなき普通の人達の行動こそをもっと評価しなければ
という意見にも頷く。

でも、彼女達は自分らで考え、現地をその眼で観て
被災した人達の前に立ち、一人一人と触れ合った。

当然、しなければならないことをしたに過ぎないのかもしれないけれど
その事実を捩じ曲げて捉えるべきではないと思う。
活動に必要なもの、食料は勿論のこと水も持ち込み
支援のメンバー、スタッフは全員、現地の負担になるようなことは
可能な限り避けて、活動に挑んだ。
作品の中では触れられていないけれど、一切、メンバーの誰一人として
不平をもらす者はいなかったという。

アイドルだから、あくまで笑顔で観客に手をふり握手し
サインをする。
ネタバレになると嫌だから詳しくは書かないけれど
峯岸みなみの涙が、今でも頭から離れません。

異論、反論もふまえた上で書いておきたいのは、
彼女達は本気で震災と向き合い
今も尚、そうであり続けているということ。

先日、「ヒミズ」のことを書きました。
この映画でも震災が描かれています。
もし、それがなければ、もう少し辛口な批評をしたと思う。

誤解を恐れずいうならば、「DOCUMENTARY OF AKB48」
は、AKBの物語ではなく、震災をテーマにした作品です。
今、僕達一人一人が
何を考えなければならないかを、問う映画です。
だから、AKBが嫌い、興味がないなら無理強いはしないけれど
ファン以外の人にも観て欲しいです。すごく観て欲しい。
ガチのファンじゃないとよく解らないシーンも沢山あるけれど
本当に大勢の人にこの映画は観て貰いたい。

これから、どうすればいいのか?
そのこたえが提示されている訳ではないけれど。
こたえなんて、ないよね。多分。

僕はAKBを限りなく二次元の存在として捉えているのですが
この映画で、初めて彼女達が三次元、ごはんも食べればうんこもする
生きた人間でよかったと、思いました。

AKBのメンバーが特別なのではない。
AKBにいなければ、只のゆとりちゃん。
彼女達を常に追い込み、苛める秋元康の“想い”が
AKBをこれほどまでに美しい団体にしたのだと思う。
AKBの根本にあるコンセプトは、実に綺麗だ。
まあ、少し逸脱するのでここでそのことを掘り下げることは
差し控えるが・・・。

だから、やすすに、有り難うといいたい。

お金がないので
「DOCUMENTARY OF AKB48」を観るか
「桜の園」を買うか迷うなら
「DOCUMENTARY OF AKB48」を観て下さい。

「桜の園」は来年でも買えるし、読めるよ。
でも「DOCUMENTARY OF AKB48」は
今、観なければいけない作品だから。

何か、変なこと、書いたかもだね。ごめん。
只のAKBヲタの戯言じゃんと、読んでがっかりした人も
いるかもしれないね、ごめん。
でも、伝えたかった。
「DOCUMENTARY OF AKB48」を観て、感じたことを君に。
ちょこっとだけでも、伝わったたなら、嬉しいな。

では、またね。

今日、東北は大雪かあ・・・。
雪は好きだけど、大雪は困るね。
この前の東京での初雪、足元滑って、転びまくったよ。
雪の地方の人、気を付けてね。

雪の日にロッキン履くのは、マジ、危険だよ。