Dip Misoと秘蔵のお酒 | ドキドキ・ワクワクの居酒屋『大佐のとりこ 暖炭』のブログ

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■□Dip Miso(ディップみそ)-Tori Gobo(鶏ごぼう)味-


なるものを仕入れました。
先日某テレビ番組で紹介していて、早速問い合わせたら既に売り切れ。予約して待つこと数日。やっと手に入りました。


これは飯塚にある「えびす屋」という味噌蔵が製造しているのですが、旧態依然の商品のままではこれから先細りだと思った同社長が、新商品開発のため1人の女性を採用します。


野菜マイスターの資格を持つその20代の女性は、たった一人で新商品の開発に着手、会社の命運を託されます。そして試行錯誤の末できたのがこの商品。


なんと製造もその女性社員が1人で担当。よって、少量生産なので昨今の人気とともにますます入手困難というシロモノ。
容器、ラベルともにシャレオツな角瓶で女性らしいデザインですな。


そんな彼女の苦労が報われ、このたび産業デザイン賞を受賞、今月28日まで東急ハンズ4F特設カウンターで他の受賞品とともに展示販売されています。


では地鶏のたたきもも焼き野菜スティック
なんにでも合うそれは下記秘蔵のお酒とともに相性バッチリ!


■□繁枡大吟醸生々しずく搾り 入荷


あらかじめ申し込んでおかないと入手不可のお酒。このしずく絞りは新酒のこの季節しか飲めません。もちろん市販されていない希少なものです。だからラベルに品名が書いてありません。


しずく搾りとは、できたばかりの日本酒を袋に入れて天井から吊るし、重力によって滴る液体(お酒)のみを採取したもの(一番搾り)。

麹菌により米を発酵させたものがお酒ですので、最初は原料の米とともににごり酒のような状態で完成します。よってそれを液体とそれ以外に分離(漉す)する必要があり、昔はこのような手作業でいちいち行っていたのですね。現在はこんな高級品以外は大量生産ということもあり、機械で絞っています。
ちなみに絞りきって残った固体が酒粕ですね。
酒粕にもランクがあり、大吟醸のもの、吟醸、それ以外と種類があり、お値段も異なります。


余りにレアなこのお酒、店主の私でさえお客様の注文が入らないと開封できません。(よって試飲すらできないしょぼん)


年に一度しか飲めないこれぞ日本酒ともいうべき醍醐味をゼヒ。

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