こんにちは、暖淡堂です。
Kindleで電子書籍として販売している現代訳「菅子四篇」から、「白心」篇の冒頭部分を紹介します。
原文:建當立、有以靖爲宗、以時爲寶、以政爲儀。和則能久。非吾儀、雖利不爲、非吾當、雖利不行、非吾道、雖利不取。
書き下し文:當に立てるべきを建てるは、靖を以て宗と爲し、時を以て寶と爲し、政を以て儀と爲すに有り。和すればすなわち能く久し。吾が儀に非ざれば、利なりと雖も爲さず、吾が當に非ざれば、利なりと雖も行わず、吾が道に非ざれば、利なりと雖も取らず。
現代語訳:まさに立てるべきものを建てるとは、静かなものを物事の大本とし、時に適っていることを大切なこととし、正直であることをもって人々の手本とすることである。人々と和すればそれは長い間あり続けることができる。我々の手本とすべきものでなければ、それが利になるようなものであってもそれに倣わず、それが我々に適うものでなければ、利を生むようなものであっても行わず、それが我々の道とすべきものでなければ、利に導くようなものであっても進むことはないのだ。
まさに立てるべきものを立てる、とは
道の在り方に適っているもの、時とともに変わり続けるもの。
自分の心を虚しくしたところに、自然と入ってくるもの。
自分も、人々も、それを生き方の大本として穏やかに暮らせるようなもの。
そういうものを、生き方の中心に置く、ということですね。
では、その立てるべきもの、とはどういうものでしょうか。
立てるべきもの、とは
人々が日々の暮らしの手本とできるようなもの。
暮らしの中心において、穏やかな暮らしの大本となるようなもの。
これは、「管子四篇」の他のところに何度も出てくる「道の在り方」のことだと思います。
それは、易経でいう「風」の在り方にも似ています。
どこまでもしなやかに吹き渡り、どんな小さなところにも入っていくことができる。
そして、それは、天と地の在り方を実現するもの。
時とともに変化するもの。
無理な、欲望などとは対極にあるものです。
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「管子四篇」の「白心」篇の冒頭部分を紹介しました。
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暖淡堂書房の書籍「菅子四篇」その他を紹介します。
「現代訳管子四篇:黄老思想の源流」が、今般データの更新を行ったものになります。
本文を読み易くなるように、解きほぐしてみました。
試し読みもできますので、内容をご確認いただけますと幸いです。
2000年以上前に書かれた文章ですが、現代社会に対して感じるモヤモヤの原因を読み解くヒントが、山のように盛り込まれています。
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