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七飯男爵太鼓創作会 BLOG

西洋農業発祥の地、北海道七飯町で活動する創作和太鼓の会
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言葉の壁を、言葉でこえたい。七飯町姉妹都市コンコードの高校から来てくれたコンサートバンド68名。最終日の、和太鼓WS。音楽劇リオ「As We Go Forth」を演奏。大志抱くティーンエイジャーの皆さんの友になってほしい曲。和太鼓は、リズムにも音楽にもできない想いを、言葉にできる楽器だ。また一緒に演奏できますように・・・!
  
Let us sing together this ode to joy       
As we walk on this land before us…
The flowers bloom. (As We Go Forth より)

 

一つずつ全部形の違う、物語と命の宿った台を作りたいー

そんなわがままなお願いを引き受けて下さった、

七飯町仁山のハンドメイド家具店「クルール・デュレ」の堀野ご夫妻。

サンプルも類似品もない。でもモチーフは、そこにある。あの山、自然、ふるさとの風景、風や川。

 

 

〜3月28日〜

七飯町仁山に工房をかまえる「クルール・デュレ」さん。
ハンドメイド家具のご専門。

この度、あたらしい太鼓の【台】の製作をお引き受けくださることになりました。
  
太鼓をそこに並べただけで
空間に森や山々が見えてくるような、
木の間から緑の風が流れてくるような、
ひと(いきもの)のふるさと(みなもと)が見えるような
だから、一つずつ、ぜんぶ違う形がいいー
そんな、想いばかり先走ったご相談に、
ふむふむとうなづき、ご対応くださる堀野ご夫妻。
チームプレーも、素敵なお二人・・。
 
七飯の木材提案や、
今あるサンプルにとらわれず、
自然をそのまま感じられるようなフォルムなど
素敵な製作案を練ってくださり、ここから
どのようなものが生まれていくのか、本当に楽しみです。
 
太鼓の胴体や台を見て、
その木の生まれ育った国、気候、
実はもう日本では手に入らない素材であること、
手に入りにくくなった時代的背景なども
教えてくださいました。
 
太鼓も、まるまる光って、満足そうでした。
自分のことをわかってくれる・・・
自分のふるさとを知ってくれる・・・
それが嬉しいのは、人間ばかりではないのだな。
  
サンプルやモデルは無いけれど。
工房の外に、横たわる横津岳。
これが、私たちのモデル・・・・いつだって、
創作は、きっとそうだった、
太古の昔に、想いを馳せます。
 
私(理沙)のお仕事づくえも、
実はクルール・デュレさんの作品です。
木の体温が、ほくほくと伝わり。
疲れて机にへばりついても…その温もりが、いつも心を癒してくれます。


http://www.couleurdulait.jp

 

天まで届け!

先週土曜日の太鼓部。


3月から新しい会員さんも増え、
桶太鼓を使った新しいテーマ曲にも取り組み始めました。
様々なお支えもあり、この1年で、
ますます楽しみな広場になって参りました*
 
天からはねかえってきた音を
みんなで拾い集めて、宝箱におさめた。

すてきな空間と環境、
仲間と楽器さんたちに感謝です。

第一、第三土曜日の夜、
七飯町、文化センターで開催しています。
ご見学や体験参加もお待ちしております*
https://dtaiko.wixsite.com/home/practice

 

 

 

 

みなさま

インフルエンザが猛威をふるいはじめていますが
体調くずされていませんか。

そんな中
新年会に呼んでいただきました。
会の中でも
風邪や腰痛の体調不良があるなかで

やわらぎ苑さんはどうだろう?
もしかしたら中止かも……と心配しつつ
当日。
ご利用者さま
職員のみなさまから
とーっても暖かい声援をいただき
やわらぎ苑さんの輪の中に混ぜていただきました。
本当にありがとうございました。



またお会いできますように………



その晩。
会長が
「会場からいただくもの」の凄さを話しておられました。
(創作会の会長は会長といえど若くて綺麗な才女です❤️)

脱線しました。
私たちはみなさまに
少しでも元気や笑顔になってもらえて
「あー楽しかった!」と思っていただきたくて演奏に臨みます。
(伝えたいこと。実際はそれだけではありませんがそれはまた後日。)


実際終わってみると
笑顔をもらってるのは
私たちの方だったのです。
いつも元気と笑顔をありがとうございます。



それは海を超えて届いた、素敵なニュースでした。町の片隅の出来事。でも、歴史的なこと。アメリカ独立戦争発端の地で、今、未来を探す若人が、毎朝くぐるその場所に。David Nurenberg 先生、有り難うございます。そして佐藤 三昭先生、コメントも頂戴し有り難うございます。

 

<今日のだんしゃく新聞>
【川田龍吉組曲『われゆく先に』歌詞、米コンコードカーライル高校の壁面に刻まれる】

〜七飯町・七飯高校との交流の願いの象徴として〜


 


2018年秋、七飯町の姉妹都市アメリカマサチューセッツ州にある、コンコードカーライル高校(CCHS)のエントランスに、白金に輝くプレートが掲げられました。プレートには、カーライル高校と姉妹校提携を結ぶ七飯高校との交流の歩みと功労者の名前が刻まれています。
 
それらに並び、彫り込まれた一編の詩があります。七飯町に男爵いもの種を植えた川田龍吉男爵。その彼をテーマに2014年に創作された和太鼓合唱曲『われゆく先に〜こころざし抱きて〜/As we go forth』の日英両語の歌詞です。
 
交流事業の支柱を担うCCHS教諭のデイヴィッド・ナレンバーグさんは、2018年春に七飯町を訪問し、その際に開かれたウェルカムパーティーで七飯男爵太鼓創作会および和聲アンサンブル・リオが演奏した「われゆく〜」に急遽、朗読で参加。マイクを手に、その歌詞を読み上げた。礎を築く志を歌った歌詞に強く共感し、プレートに刻むことを思い立ったとのことです。
 
楽曲の作詞・作曲を手掛けたのは、宮城在住の作家・作曲家として活躍する佐藤三昭さん。この報に寄せて、お言葉を頂戴いたしました。
「…真の豊かさとは何か。川田龍吉は、力づくで何かを奪い取ることではなく、この地に種を植えることだと気づいた。いまその種は、それぞれの大地で、尊重と友情の芽を出す。遠く離れたふたつの街が、心で結ばれている。互いが双方の幸いを願う先に、美しい花が咲いた。交流という種が、豊かさを与えてくれたのだ。龍吉に触発され、曲を書いた私の胸にも。この取組みに感謝する。永遠なる友情のあらんことを祈って。Jan.2019 」
 
この記念プレートについて、CCHS学校長のブログでも紹介がされています。
CCHS Principal’s Blog


 
コンコード町と七飯町、その姉妹都市としての交流は、1997年に始まりました。当時の記事には、「コンコード町最高の議決機関であるタウンミーティングが開かれ、出席した700人のほぼ全員が姉妹提携に賛成、正式に(七飯町との提携が)決まった」との記録があります。
 
それから20年を超えた今。多くの方々の努力によって守られてきた繋がり。CCHS学校長は、その成果を、こう綴っています。ー政治的な美辞麗句を超えた相互理解が、そこに生まれていることを確信するーと。
刻まれた「われゆく先に」の歌が、これからも両町の若人の未来を指し示すことを願います。そして、七飯男爵太鼓創作会・和聲アンサンブル・リオとして、国境を超え届けられた一滴のあったことを、誇りに、また有り難く思います。
 
 
「われゆく先に〜こゝろざし抱きて〜/As We Go Forth」 
     
此処に集いし 我が朋よ この地の未来 興すのだ
We gather here my friends
To build the future of this land

拳を握れ 大地を踏め 頑丈な足と その腕で
With clenched fist and strong arms
Step on this land with sturdy legs
銃や刀剣や 戦の武器を この鍬に 持ち代えよ
Put down our guns and swords, weapons of war
And replace them with hoes and plows
 
明日はくる 手を取り合おう 奪う譽れより 育む豊かさへ
Tomorrow will come, let us hold hands
For fertile soil, instead of fight for honor
そうだ 肩を組もう 力湧き 光差し込む
Yes! Lock shoulder to shoulder
The power mounts as the rays of 
sunlight shines through 
 
ともに歌おう 喜びのうた 
この地 歩め 先に我らの 花は咲く...
Let us sing together this ode to joy       
As we walk on this land before us…
The flowers bloom
 
作詞・作曲:佐藤三昭
Translated by 七飯男爵太鼓創作会
 
<Movie>

演奏:和聲アンサンブル・リオ2018

七飯男爵太鼓創作会として今年最後の出演の場を頂きました。高校生メンバーのリオちゃんが、まとめてくれました。今年出会ってくださった方々、これまでご縁をくださった方々、本当にありがとうございました。すべてすべて、いただきもの。喜びも、楽しさも、笑顔も、だれかが教えてくれたもの。だれかがきづかせてくれたもの。誰かが守ってくれた今。誰かがつくってくれた、はじまり。

 

▲今回の出演メンバー。ちびちゃんたちも頑張ってくれました。

 

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12月23日 『クリスマス会の出演』Byりお

 

今年最後の出演が無事終わりました!!

お客様も出演した私達も楽しく終えることが出来たのではないかと思います。

 

出演ギリギリまで全員で打ち合わせやアンサンブルの確認をして、不安も沢山あったと思いますが会場に入るとお客様の暖かい目や拍手が不安になってた心を溶かしていってくれ、より良い演奏が出来たのだと私は感じました。
ステージ上でもライトアップなどととても良い環境というのもありますが、やはり今回の良い演奏になったのはお客様のおかげてもあると思いました。

 

出演前に曲の由来や秘められた想いを再確認しみんなそれぞれの思いを固めることが出来、演奏することが出来ました。

演奏終了後は反省会感想を出演メンバーで話しあった際「とても楽しかった」や「お客様の暖かさにグッときた」などと言う感想がありましたし、綺麗な花束も頂きました!今回の出演ではお客様から沢山のクリスマスプレゼントを頂いたように感じました。

 

とても会場全体が暖かい空間でメンバー全員笑顔で今年最後の出演を終えることが出来て本当に良かったと思います。

みなさまお疲れ様でした。
そして、ありがとうごいました!

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▲「○えん」

▲「郷の音」

▲いただいた時間に感謝して・・・楽屋にて

 

 

 

11月3日の「土曜たいこ部」。

桶太鼓の内側探検(分解)や、練習用の太鼓作りをしました。

 

「太鼓をあけたら、中に何が入っているかな」

「ちいさいおじさんが出てくるかも」・・

 

桶太鼓の紐をほどきながら、みんなの想像とワクワクが膨らみました。

身近なところに、未知がある。
太鼓の中に、ちいさいおじさんはいませんでしたが、

太鼓の誕生日と故郷、お父さんの名前や、装飾や、職人さんの削り痕を見つけ、

新しい世界をのぞいたような、みんなの目でした。
 


11月4日は、函館市公民館さんにて、

11月23日に迫る「音楽劇リオ」の稽古をさせていただきました。

 

声楽隊が入らず、和太鼓メンバーとお芝居(佐藤昭洋さん)のみの時間。

そのせいもあってか、呼吸、息、鼓動、靴音、その他・・・

ドレミファで表現されることのない音に、目を向けることができました。

 

音楽と劇、というのではなくて、音を楽しむ劇であることをかんがえたいです。
明日は、会場の一つとなる、北斗市七重浜の「れいんぼー」にて、通し稽古です。

 

お電話などでのお申し込みも頂戴し、とてもありがたく思っております。

ご来場、一同お待ちしております。

※北斗市七重浜住民センターでの公演は、お陰様にて、残席がわずかとなっております。

 

11月10日、大沼学園祭が開催され、七飯男爵太鼓創作会メンバー11名で、お邪魔いたしました。
「大沼学園」は、北海道立の、児童自立支援施設。敷地に並ぶ寮には、小中学生の年齢の子ども達が、親元を離れ、寮長や寮母さんと一緒に暮らしています。
 
学園の和太鼓クラブの先生が相談に訪れたのは3年前の春でした。「この土地にゆかりある曲を演奏させたい」と。聞くと、クラブでは長い間、遠い地方の伝統囃子を手探りで練習していたとのことでした。でも、道内から集い、自分と向き合う生活を送る少年たち・・・その身に寄り添う物語を本当は探していらしたのです。

考えの末、「郷の音(さとのね)」というお囃子を紹介し、お伝えしました。これは、明治の幕開け、身分を失い、領地を離れ、北海道に新天地を求めた人々の望郷の心と開拓の夢が宿る祭囃子でした。2015年に、宮城の佐藤三昭先生が、著作権を創作会に譲渡し、北国の人々のためにと贈ってくださった創作曲でした。

3年目を迎えた、学園祭での「郷の音」演奏。
ふるさとをテーマにしたこどもたちの作文発表と揮毫のあとに、お囃子が鳴りだす、という流れでした。「ふるさと」とは。それぞれが「心の支え」にしているものの別名であることを、伝えられた気がしました。それは、どこにいても、思い描けるものであることも。

思い描き、思い浮かべるうちに、生まれる音。
少年の口角に、ほほえみが、こぼれているのをみて、本当に口元に、花が咲いたように見えました。 

  
3年前、和太鼓クラブの改革を最初に訴えたのは、大沼学園長の三浦辰也先生。その三浦園長が、先日話してくださいました。「太鼓を打っているときの子どもたちの表情が、どんどん”柔和”になっていくんだ。歯をくいしばって、しかめっつらで打っているような子なんて、一人もいない。それが、この曲の力なんだ」と。
 
出会った当初、こどもたちの演奏を見て感じたのは、規律でした。でも、今感じるのは、やわらかな解放。

初年度から今年に至るまで、作曲の佐藤三昭先生自身が、楽曲の想いを直接伝えに、年に1度大沼学園を来訪し、また、それ以外では学園の先生方とビデオ映像をやりとりしながら、導いてこられました。そこに宿る、のっぴきならぬ使命感を、私たちは、学園さんと、佐藤先生との間におりながら、感じて参りました。

そこには・・東日本大震災で、津波遺児となったこどもたち、そして、ふるさとに住めないほどの甚大な被害があった被災地の子どもたちと、佐藤先生との、和太鼓や表現活動を通じての関わりがあったことを思います。その子らの目に映るものを、もだえながらも、遺児たち自身が群読し演じるための脚本にされ、演奏楽曲にされ、その指導に携わられた「世界がわが家」というプロジェクトがありました(あしなが育英会が本部を務める)。その時の様々な願いが、北にすまう少年たちにも、向けられているのを見ました。
 
私は、3度、佐藤先生による学園指導に同行しましたが、結局3回とも泣いてしまいました。ふるさと、という言葉を、佐藤先生と、そして学園の少年たちと一緒に居ながら聞くと、全てが重なって、どうしてか、たえきれなくなってしまいました。

でも、少年たちは、涙をみせることなく。そのかわりに、目の輝きを変えました。太鼓を打ちながら、笛を吹きながら、「先を見つめる」ようになりました。そこには、「いまと未来のボク自身の姿」が・・ふるさとの地べたに足をつけ、自ら立つ姿が、映っているように見えてなりませんでした。
 
美しい、うつくしいものをみました。
 
大沼学園さん、三浦園長、熊本先生、教職員の皆様、そしてこどもたち(心の中では名前をあげて、呼んでいます)、そして佐藤先生、郷の音。ありがとうございます。
この輪のなかで、創作会は、いったい何をできたんだろう。この土地に集う(来ざるを得なかった)仲間たちと共に、団体を超えて、世代を超えて、境遇をこえて、生きる喜びを謳うお囃子を、創ってもらえたらと・・・。そんなわがままな作曲依頼を、佐藤先生には、叶えて頂いた。そして、故郷を歌う、その一番最初の仲間に、学園の少年たちが、なってくれた。頂いたものばかりでした。
 
11月23日、大沼学園体育館にて「創作会音楽劇Ryo」を上演します。こうして生まれた結び目に感謝して。この日は、佐藤三昭先生も交え、音楽劇出演者と、学園児童生徒のみなさんとの交流演奏も実施します(こちらは学園関係者のみの観覧となってしまいますが)。
 
音楽劇Ryoのメッセージ「あなたには役割がある」。
それが、人、世間、社会や境遇の間で揺らぐ心の接ぎ目へ、すこしでもあたたかく、とどきますように。

 

 

理沙

明日開催ですがまだ何名様かご案内できます* 親子参加も歓迎です^^

現在、園児さん〜大人までのお申し込みあります。男爵太鼓事務局でお問合せお待ちしております*


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「みっちゃん先生と行く★創作と和太鼓のトビラ」
~気づきに気づく?見えないカタチにどう触れる?!~

 

■日時:10月20日(土)14:00~16:00
■会場:大中山コモン(七飯町大中山3丁目275-2、大中山駅から徒歩10分)
■講師:佐藤三昭先生(作曲家・作家・邦楽プロデューサー)
■参加費:1000円/一人
■対象年齢:幼稚園児~大人まで

 

・幼稚園児から大人まで全員一緒の場で進行する「参加体験型」。
・作曲や作家活動をされているみつあき先生の案内で、「気づくこと」「形にすること」の二つのキーワードを入り口に、感性・想像・創作の世界の旅に出ます。
・和太鼓を使用しますが、技術向上などのスキルアップ講座ではありません。和太鼓の経験は不問です!
・あらかじめ決まったテキストや作業内容はありません・・・参加者の皆さんと空間を共有しながら、その日だけのプログラムが生まれていきます。
 
<参加申し込み>
【必要な情報】お名前・年齢・性別・ご連絡先
【お申し込み先】主催:七飯男爵太鼓創作会
0138−78−1093/dadada_wadaiko@yahoo.co.jp
 
<みっちゃん先生プロフィール>
佐藤三昭さん(作家・作曲家・邦楽プロデューサ)
30代で公務員を辞め、宮城県涌谷町の山中に道場を建てる。そこを執筆・作曲活動の拠点としながら、若い表現者たちを育てる家としてひらく(ドキュメンタリー番組が全国放送される)。
地域やふるさとでの活動を軸に、想像や表現の面白さ・価値を伝える活動を展開(文科省芸術家派遣事業講師・学校アウトリーチ)。
和合亮一氏(詩人)との詩と音楽のコラボレーションステージ「言音の詩」や、牛崎敏哉氏(宮沢賢治記念館学芸員)との「心象詠奏」楽隊の試みなど、文学と邦楽が共生する世界を具現化。
帝国劇場他で今年上演されたシェイクスピアミュージカル「ナイツテイル」(堂本光一さん主演)の邦楽編曲をはじめ、各界アーティストとの様々な表現活動に携わる。
★プロフィール詳細 https://www.3df-wadaiko.com/msato
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~将来、創作やクリテイティブな物事に関わりたい!自分らしい表現を探していきたい、毎日を豊かに過ごしてみたい・・
という夢のある青少年さんや大人の皆様、また、表現をはぐくむ様々場に携わる方々におすすめの機会です!~

追加情報|本公演ですが、販売当日に定員に達したそうです。

マリヴロン楽隊様、宮城の皆様、大崎市の皆様、本当に本当にお世話になります。

ーーー

和聲アンサンブル・リオが、
10月28日に、北海道から宮城へ邪魔いたします!
ご共演くださるのは、なんと音無美紀子さま・・・。
大女優さまであられるばかりでなく、そのご活動は、
たくさんの方々に、希望を与えていらっしゃいます。
  
宮沢賢治の心に映ったものを表現しようと、
岩手(花巻)・東京(押上)を会場に公演を
重ねていらっしゃる【マリヴロン楽隊】さん。

私たちは、そのマリヴロン楽隊さんの演目
『噴火湾ノクターン〜天の楽音〜』を、
昨年9月の和聲リオ初公演「龍と賢治の1923」の中で、
女声3部構成(+太鼓とフルート)でカバーさせて頂きました。
(今年7月の大沼湖水まつりでも、演奏をさせて頂いております)
 
そのご縁から、この度、本拠地東北でのコンサートに、
和聲リオ声楽隊一同、お招き頂けることとなりました。
  
和太鼓、篠笛、チェロ、コントラバスの編成が、
宮沢賢治の童話や詩の心象画を、立体に立ち上げるー・・。
そんな楽隊をとりまとめ、
全曲の作曲・構成、指揮を務められているのは、
佐藤三昭(さとうみつあき)先生。

七飯男爵太鼓創作会の”川田龍吉組曲”や創作囃子の作曲、
音楽劇Ryoの芸術監督を担って頂いている、
私たちにはなくてはならないご存在です。   
 
お声がけくださった佐藤先生にも、
遠征を即座に決意してくれた和聲リオメンバーにも、
いつも応援くださる皆様にも、本当に感謝でございます。
かけがえのない経験を、頂いて参りますー。
 
なお、この楽隊の監修を務めているのは、牛崎敏哉さん。
賢治と、その故郷「花巻」への愛情に誰よりも富む、
賢治記念館の学芸員さん。とても魅力的な活動です。
 
創作会会長高橋は、
篠笛で参加させて頂いております。
   
風と婚約した賢治。
その気持ちや生き方を、
どうしたら、わかることができるだろうか。

演奏するたび、そんな問いが吹き上げる、楽隊の演目。
そして、北海道七飯で生まれた歌声との融合・・。
ぜひ、ききにいらしてください。
東北の方も、北海道のみなさまも・・。
 
公演の主催は、宮城県大崎市教育委員会様、大崎市図書館様。
こちらがお問い合わせ先となります。詳細は、三昭先生の記事をご覧ください。
 
太鼓の向こうに広がる世界とひととのご縁、地域とのご縁、
感謝し、大切にしてまいります。

 

 

【以下、佐藤三昭先生のご紹介文より】

宮沢賢治の作品に新たな邦洋楽を作曲し、賢治作品朗読と

邦洋楽を融合させた【マリヴロン楽隊】公演が、宮城県で開催されます。

昨年の東京公演に引き続き、女優の音無美紀子さんが朗読でご出演くださいます。

また北海道から声楽アンサンブル「和聲アンサンブル・リオ」の皆さまが

共演くださることになりました。

 
みなさまのご来場を心よりお待ちしております🎶
詳しくは下記をご覧ください🌺

 

大崎市図書館開館1周年記念事業
「マリヴロン楽隊」公演
〜賢治が残したものはなんだろう〜

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■日時:2018年10月28日(日)13:30開場/14:00開演 
■会場:宮城県大崎市図書館「多目的ホール」
  (大崎市古川駅前大通四丁目2-1)
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〜マリヴロン楽隊主宰 佐藤三昭より〜
賢治が生まれた1896年には三陸大津波が、最愛の妹を亡くした翌年1923年(賢治27歳)には関東大震災が、そして彼の没年1933年には三陸地震大津波が発生していた。国粋思想を強める日本。足元の貧困。自由という概念が歪められてゆく瀬戸際。自然への畏怖や敬い。不条理に思える命の終焉や無常観。賢治は、人知や科学の未熟さへの自覚と期待を持ち合わせ、それらを常に意識し、思想の岩を残そうとした。
東日本大震災の惨事、悲しみや教訓を忘れないために。癒えない傷を抱いている皆さんに寄り添い、未だ復興の最中におられる方々の力になれるように。宮沢賢治の心の風景をたずねたい。

 

<作品と楽曲>
宮沢賢治組曲『言葉の先の風景〜心象詠奏〜』 
童話『マリヴロンと少女』×楽曲『一つの世界』 
詩『噴火湾(ノクターン)』×楽曲『天の楽音』 
詩『告別』×楽曲『光のパイプオルガン』 
詩『生徒諸君に寄せる』×楽曲『颯爽たる風』 
『疾中-1- たけにぐさ』『疾中-2- 眼にて云ふ』『疾中-3- 風がおも てで呼んでゐる』
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<CAST>
佐藤三昭:作曲・構成・指揮 
牛崎敏哉:朗読・監修 
三浦公規:和太鼓・鳴り物 
石田陽祐:篠笛
皆川峻哉:コントラバス 
熊谷裕史:チェロ
高橋理沙:篠笛

■共演:声楽アンサンブル 
<和聲アンサンブル・リオ> 
若佐英子・竹内ひとみ 宮前いずみ・山腋順子 

■特別ゲスト
音無美紀子:朗読 
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★鑑賞いただくには,入場整理券が必要です。
【入場無料】先着180名(1人2枚まで)

<入場整理券配布先>
大崎市図書館,大崎市教育委員会(生涯学習課)

<入場整理券配布日>
平成30年10月10日(水)~26日(金)

<問い合わせ先>
大崎市教育委員会(生涯学習課):0229-72-5035
大崎市図書館: 0229-22-0002
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主催:大崎市図書館,大崎市教育委員会
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