「最初の一音」土曜部より | 七飯男爵太鼓創作会 BLOG

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西洋農業発祥の地、北海道七飯町で活動する創作和太鼓の会
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りさです。5月から、土曜のお稽古が始まりました。
お稽古後、みんなで礼をし、顔を上げた時に見える、太鼓の表情・・・
それが、とても、うれしそうでした。それを見て、ほっとしました。
ご参加の皆様に、感謝いたします。次回は16日。
おかげまでまた一つ、楽しみな場所が、ふえました。
 

「最初の一音」土曜部より

 

5月から、土曜の部がスタートし、次回で3回目を迎えます。

ご見学者さん、男爵スタッフを合わせると、初回は11名、2回目は8名。

輪を作れるくらいのご参加があったことが、とても嬉しかったです。

 

現在、大学生と社会人の女性2名が入会くださりました。

新しいご見学者様も、またいらっしゃる予定です。 

 

前回は、太鼓の記憶をききました。

ひとつひとつの木が、皮が、語りかけてくる言葉は違う。

目の前の楽器から、遠いせせらぎや、感触や、雨音が聞こえて来た気がしたら・・

それは、想像ではなく、本当に何かを感じ取り、きいてしまったことかもしれない。

私たちに、ふるさとがあるように、太鼓にもそれぞれちがう、ふるさとがある・・。 

 

楽器になり、生まれた山を離れた木たち。

でも、ご参加者さんは、年輪のゆがみをなぞって、言いました。

「厳しい環境にた立ち、たくさんの苦労をした木だと思う。

 でも今ここにきて、やっと安心しているように感じる」と。 

その言葉、信じることに致しました。 

 

自分の感情や想いを込める前に 

命の記憶を訊く・・・

 

その心を訊く・・・ 

 

もっと、

おしえて欲しくなる

 

ばちを持って、鳴らす、

 

それが最初のいちおん

鳴らすことの、はじまり。

 

またこの先を、楽しみに。

 

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<写真>・・篠笛を吹いてみたいという希望も多く。

ご自分の笛を、それぞれご購入されました。

職人さんの手を渡り、今回も本当に素敵な笛が、届きました。