所有するということは。
ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。
大阪 再開発地区
1月29日、月曜日。
<旧暦師走十九日>
衝撃の元日から始まった令和六年、一月もお終いの週に。
能登半島を襲った大地震、石川加賀地区にある我が家「こまつ町家」にも、それなりの損傷があったことが判明。
伝統的在来工法で再生した「こまつ町家」、調査してくれた地元の工務店さん、左官屋さんによると、漆喰仕様の白壁<外壁>20面以上にひび割れが見つかり全面補修が必要とのこと。
夥しい数の能登の倒壊した家屋から思えば、「こまつ町家」の損傷など微々たる被害と見做すべきではあるけれど、補修は大変な費用になることは覚悟しなくてはなりません。
で、だからこそ思うことはこれ。
なんであれ、所有するということは、それを維持管理するための役目が伴うということ。
修理
補修
修繕
自然災害もあれば、経年劣化もある。
どんなに設計が素晴らしくても、
どんなに施工がしっかりしていても、
維持管理を怠れば、無残な有様となり寿命は縮む。
そうですね、断捨離の現場に赴くたびに感じることはこれ。
モノの溜め込みによる澱み荒んだ居住環境に心が痛むこともさることながら、維持管理が放棄された居住空間の有様に驚くばかり。
ホコリの付着
カビの発生
油汚染
カーテンは入居当時から何年にも渡り同じモノがぶら下げられたまま。
洗われることもなく、取り変えられることもなく。
当然、日焼けによる劣化も目立つ。
壁紙も張り替えられこともなく薄汚れ破れている。
普段、身の回りのモノたちの手入れを怠っているならば、更に、家全体の手入れにかけるエネルギーなど湧いてはこないのも無理からぬこと。
しかも、費用が嵩むそれらの修繕が後回しになってしまうのも仕方のないことなのかもしれません。
よく、買う時に「捨てる時のことまで考えて」と言われることがあるけれど。
それよりもなによりも、私はこう申し上げたい。
手に入れる時は、その後の手入れも受け入れて!
手に入れた限りは、その後の手入れに勤しんで!
しかも、こまめな手入れと、その都度修理は、結果、寿命を延ばし費用も抑えることができるのですから。
そして、もっともっと言いたいことは、これ。
手入れを怠るくらいならば、それらは速やかに処分、そう始末をつけて!
なぜなら、放置、放棄、無視ほど、悲しい現実はないのだから。
モノにとっても、家にとっても、身体にとっても、心にとっても、人間関係にとっても!
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断捨離とは、問題解決思考と行動。
どうぞ、日常の生活時間で、
日常の生活空間で、
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そう、あなたが、あなた自身の
気力、体力、知力を
より充実させていくために。
やましたひでこ
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