やましたひでこ『断捨離の現場や講座で 今更ながら思うこと。』

断捨離の現場や講座で今更ながら思うこと。

ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。

2月20日、月曜日。
＜旧暦如月一日＞

今日は新月。
旧暦では月が立つ日。

睦月が済んで、
今日から如月となりました。

如月＜きさらぎ＞は、
「衣更着月」とも言われて。

まだまだ寒さが残る月、
更に衣類を重ねて
着なくてはならない日が
いくらでもある。

けれど、「生更来」でもあって、
草木は芽吹きの準備を着々と、
動物たちも眠りから覚めて動き始める。

ならば、私も、もう、
寒さに身を縮めている訳には
まいりませんね。

なんだかんだと、
この冬に目論んでいたことを、
ひと月後の「春分」に向けて、
確かなカタチとなるように
活発化しなくては。

ところで、このところ。
断捨離の現場や講座で
今更ながら思うこと。

それは、
「片づけ」問題の深刻化。

ああ、深刻というより
重篤化といった方が適切。

で、その理由は明らか。

ほとんどの人が、長年にわたって、
片づけとは、散らかっているモノたちを
集めて、その集めてモノを
整えてしまうこと。

と思い込んで、そうしている。

集める
整える
しまう

が、実際はこう。

かき寄せて、
びっちりと重ねて、
無理やり突っ込む。

なぜなら、
モノが手に負える限界量を
遥かに超えているから。

なぜなら、
収納スペースは
既に限界量をとっくに越しているから。

要するに、
限界を超えたモノの量にもがき、
限界を超えた収納空間に
足掻いているのです。

そして、
一向に解決しない片づけに、
疲れ果て気力も体力も失っている。

だから、散らかった状態に、
イライラすることもなく。

悶々としながら、
ウツウツ状態へと沈んでいく。

さあ、一刻も早く居住空間を身軽に。

モノを捨てて！
モノを減らして！
モノを絞り込んで！

そうやって、
あなた自身をも一刻も身軽に。

言うまでもなく、
あなたの気持ちの浮き沈みは、
余計なモノの量と居住空間の有様と、
連動しているのだから。

やましたひでこ

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