春節新月に合わせて、
ピンク色の胡蝶蘭が届く。
この色の胡蝶蘭、花言葉は、
「あなたを愛してます」
ああ、多分、送って下さった方は、
そんなことは知る由もないでしょうね。
穏やかに旧正月元日も暮れる。
ところで、昨夜のこと。
羽田空港に降りたった私は、
いつものようにタクシーに乗り込んで。
羽田から根城マンションまでは首都高速で15分もかからない。
で、タクシーの運転手さんは、こう言った。
「お客さんを乗せるまで4時間待ちました」と。
私がタクシーに乗ったのは午後六時半。
そう、この運転手さんは、
午後二時過ぎからタクシー乗車場に待機して、
お客さんをずっと待ち続けていたのだ。
航空機はたいてい満席だけれど、
夜の羽田空港は閑散としている。
それは、減便につぐ減便だから。
タクシーに乗ろうとするお客さんは、
まるでいないのだ。
申し訳なさと共に、
怒りが込み上げてくる。
まん延防止処置で、
緊急事態宣言下で、
経済的逼迫に喘ぐ人々が大勢いる。
それは、社会的な病い。
いわば、経済的逼迫という感染症の蔓延。
ウィルス感染という病いに罹ってはならないけれど、
経済的逼迫という病いには罹ってもかまわないとでも言うのか。
さてさて、このタクシーの運転者さん、
あろうことか首都高の分岐を間違えて。
大変な遠回りとなり、
15分で到着するはずの根城マンションに50分以上かかるはめに。
18年近くタクシー運転に携わって初めてのミス。
しかも、幾度も幾度も走っている手慣れたコースで。
さかんに申し訳ながる運転手さんを、
かえって気の毒に思う。
でも、それからのドライブが面白かった。
運転手さんが、
問わず語りに話してくれた乗客のエピソード。
若い娘といわゆるパパらしきカップル。
水商売とおぼしき女性と殿方のカップル。
女性側が上手にお金をせびりとっていく場面の数々を次から次へと披露してくれて。
結局のところ、女性が降りたあとの車内で、
大枚をむしりとられた後の男性は大きなため息をついているのがたいてい。
女性の前でカッコつけたばっかりに。
ああ、男って哀れだね。
ああ、女って逞しいね。
でもって、根城マンションにようやく到着すると、
タクシーの運転手さんが声を上げた。
「ああ、このマンション、あの何十万もせびりとったオンナが住んでいるところだ!」
あらら、そのオンナ、私ではないことは、確か。
残念ながらね。
さあ、この経済逼迫下、
男女年齢を問わず、逞しく生き抜こう!
だって、このコロナ騒動、やがて必ず明けるに違いないのだから。
萎えてはいけない!
光に遊ぶ
自在期
もうひとつの
あなたの人生の舞台
私たちを立ち止まらせている家を。
私たちを囲い込んでいる土地を。
私たちを繋ぎ止めている家族を。
いったん、捨ててみるのも、
離れてみるのも、断ってみるのも、
やってみる価値があるかも知れない。
▼どうぞ、あなたも笑顔のクリックを!
有り難うございます。
あなたにとって、
わたしにとって、
最善最良最高の道が
用意されますことを。
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