阪根大学Ⅲへ!
阪根大学2の最終回が無事に幕を閉じた。
2021年1月~5月まで、毎月2回ずつ、カリスマ講師陣はじめ、副学長、学長が想いを語った。
ラストの第十回目は、阪根学長、自分、やましたひでこさんの順番。
まず学長が、日本とインカが普段の生活でいかに物を持たずにいたか、それに対し西洋はモノだらけの時代背景を語り、断捨離ちっくな流れを引き寄せる。
日本は様々な「道」を作り出す国だと説き、剣道、柔道、弓道、華道、茶道などを例に挙げた。そして最後は阪根学長自らの歴史を語り、インカを知ることによって、日本への想い「日本道」が沸きあがり、それがつまり「阪根道」に、ついては「人生道」へ繋がっていくと締めた。
僕は、学長の言葉を受け、近況を話した後は、学長との出逢い、いか50代の阪根学長は王様のように凄かったのかを話し、後半はひでこさんから受けた大切なお金のアドバイスを披露した。
学長がレシーブ、僕がトスをあげ、さぁ、ラストはひでこさん。
「ばっちり決めるわよ!」
最初からイケイケだ。美意識とは、削ぎ落して際立つこと、そして手放してこそ美しい。そして和の美意識とは、懐の深さに尽きる。和の器であれば、芋の煮っころがしもパスタも似合うが、西洋の器であれば、パスタしか似合わない。
例をあげれば、風呂敷。一枚の布が、結び方を工夫することにより、何通りも使えるようになる。これが和の美意識だと思いを放つ。
次にひでこさんは、自分の手帳を学生の皆に見せ、余白の大切さから、空間の余白(余地)へと話を移行させていく。
余地がある→思考が巡る→考える余地がある→人生の余地がある。
これは、まさしく断捨離なのだと語った。
後半は、講師陣にあなたが捨てられないものを語ってもらった。ほんと臨機応変に、皆、素敵なモノを披露してくれた。
今日で阪根大学2はラスト、6月からは阪根大学3が始まっていく。
https://fieldvill.wixsite.com/sakane3
阪根大学1よりも2よりも、さらに大きなうねりを生み出して、進んでいきたい。
来週の5/30は、阪根大学2と阪根大学3の学生さんたち合同で、久々に「バー阪根」。
阪根大学の良かったところ、ダメなところ、これからの希望などを学生の皆様から沢山教えて貰おうと思う。
さらに面白くなるよう、変化を続けます。
野村哲也