「着る服がない!」の断捨離?
おはようございます。
断捨離のやましたひでこです。
4月12日、月曜日。
<旧暦弥生朔日>
旧暦朔日、とうぜんながら新月ですね。
牡羊座新月
愛用の暦には、「生命力」とありますが。
さて、このところ、お天気ではあったけれど、その寒さに震える数日間。
気持ちはすっかり春になっているので余計に堪えたのかもしれません。
そして、寒暖が激しく入れ替わるこの時期。
世の女性たちの嘆きは、これにつきますね。
「着る服がない!」
そう、クローゼットの中にはパンパンに服が詰まっているのに、着る服がないという実態。
言うまでもなく、それは、今、着たいと思う服が見当たらず、今はもうまったく着たくもなくなってしまた服たちがクローゼットに堆積しているということ。
思うに、洋服ほど、気分に左右されるものなく。
それを買い求めた時の気持ちと、
うちで、さあ、着ようとする時の気持ちがすでに違っていたり。
あれ、どうしてこんな服を買ってしまったのかしら?と、訝しく思うだけ。
だから、タグがついたままの服がクローゼットにずっとぶら下がることも。
あるいは、わずか数回着ただけなのに、なんだか、くすんだように感じることもある。
だから、もう着る気はしない。
あるいは、あんなに似合っていたのに、好んで着ていたのに、いつの間にかしっくりしなくなっているような。
訝しい
くすんだ
しっくりしない。
でも、それら洋服たちは、決して傷んでいる訳でもなく、着ようと思えば着られる訳で。
結果、大方の服が着ることもなく、クローゼットに堆積することになる。
これが、私たち女性陣の洋服との関係。
もちろん、私もその女性陣のひとりであることにかわりなく。
だから同じように、毎度、季節の変わり目となれば、着る服がない…と、思い感じている。
けれど、もしも、違いがあるとすれば、この一点。
私のクローゼットの中には、
「もう着たくなくなった服」がとどまることはなく、
「もう着ることがなくなった服」が堆積していることもない。
そう思い、そう感じた時点で、すみやかにお嫁に出すことにしているから。
できるだけ早く、友人に貰ってもらうから。
洋服と私たちの関係は、とても刹那。
季節ごとに、場面ごとに、相手ごとに、気持ちが変わる私たちが、気分で選ぶ服と永続的な関係が築けることはなく。
飽きがこない服など存在しないと思った方が賢明なのですね。
だからこそ、絞り込んだ数点の旬の服を、移りゆく季節を先取りするかののごとく思いっきりよく着ては、潔く手放す。
この繰り返し。
いつも、いつも着たい服を着る。
あなたの五感を総動員して洋服を選び、洋服をまとい、洋服と遊ぶ。
これが、洋服の断捨離の極意。
そう、洋服の断捨離を、ただ洋服を捨てることだと混同してはならないですね。
有り難うございます。
今日も、
あなたにとって、
わたしにとって、
最善最良最高の道が
用意されますことを。
やましたひでこ
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