どうか、今日のありがとうを。 | やましたひでこオフィシャルブログ「断捨離®」Powered by Ameba

どうか、今日のありがとうを。

素晴らしい記事なので。

 

そのままコピー&ペースト

 

別所謙一郎氏の記事ですね。

https://note.com/bkeniciro/n/n8043df4790ad

 

 

 

 

 

 

 

今年はオリンピックも予定され、社会全体が活気に溢れるという予想は一変し、新型コロナウイルスの影響で、社会は不安に覆われました。

 

いつ感染するかもわからず、すでに感染しており、他人に感染させてしまっているのかもわからない。

 

私たちは、見えない脅威の中にいます。そんな中でも、コロナウイルス終息後の社会について語る人が増えました。多くは希望を語り、私たちを勇気付けてくれます。私も、コロナウイルス後についての考えを表明しました。

「ゲートが閉じたパンデミック後の社会は?」


しかし、私たちが忘れてはいけないのは、まだ脅威の渦中にいるということです。

 

私たちは5つの死に直面している

 

私たちは見えない脅威の中で、5つの死に直面しています。

 

1:肉体的な死

 

コロナウイルスに感染し、死亡する可能性があるということです。肉体的な死を防ぐ方法は、外に出ず、人との接触を避けることです。避けるという言い方は、自らは感染しておらず、他人の感染を疑っているということです。すでに、私たちは感染しているかもしれません。できる限り、不要不急の外出はやめること。小まめな手洗い、外出する場合はマスクの着用、買い物をする場合は、入り口で消毒をして、買うもの以外に手を触れない。など、肉体的な死を防止すること、他人に感染されないことで、自分と自分以外の人を守らなければなりません。

 

2:経済的な死

 

営業の自粛により、経済的に大打撃を受けています。営業ができず、イベントは中止となり、収入が途絶えている人がいます。国家の支援は、損失を十分に補填できる金額にはならないでしょう。倒産する企業、閉店するお店も出てくるかもしれません。経済的な打撃は、最も生活に直面します。営業をしても注文は取れず、それでも営業をしなければ売上が立たない。肉体の死につながるとしても、生活をするために仕事に出かけなければならない人は少なくないでしょう。私もその一人で、週に2回は契約先に行きます。できる限りのアイデアを駆使し、ITツールを活用し、私たちは経済的な困窮に勝たなければならないのです。もちろん、融資・補助金は最大限に活用するべきでしょう。

 

3:信用の死

 

我先にマスクを買い占め、高値で転売をした人。社員を解雇した経営者。自分だけ、さっと避難した人。無策な政治家、そしてそれを批判だけする政治家。こうした言動は信用を失います。もちろん、感染者を誹謗中傷した人も同じです。小さな町では、東京に行き、感染して戻ってきた人の家の窓ガラスが破られるという事態が発生していると聞きました。感染者が悪いのではなく、恐ろしいのではありません。身勝手な怒りをぶつけても構わないという考えが恐ろしいのです。

 

4:自尊心の死

 

今、自分がどのような行動をすることができるのか。たとえば、体の不自由な人が駅の階段で蹲っていたとします。その人が咳をしていたら、近寄ることができるでしょうか。
家の収納に積まれたトイレットペーパーと冷蔵庫にある冷凍食品、キッチンにはレトルト食品の山。パンや野菜が食べきれずに腐っているとしたら、何のための買いだめだったのでしょうか。自分の思考が停止していたことに気づいた時、私たちの自尊心は死んでいくかもしれません。

 

5:希望の死

 

この先がどうなるのかはわかりません。すでに、感染して命の危険にさらされている人や経済的に困窮している人は希望を見出すことが難しいのかもしれません。それでも、私たちは死ぬまで生きるのです。世界を変えるとか、社会に影響を与えるということでなくても構わないと思います。朝起きて、今日も生きよう。明日も生きよう。それでいいと思うのです。

 

今、誕生させるべきもの

5つの死を回避し、私たちが生み出すべきものがあると思います。それは、感謝です。

 

自らの命をかけて治療に当たっている医療従者の方々、不休でマスクを製造してくれている方々、スーパーに食品を運んでくれる方々、レジに立ってくれる方々、そして、勇気のある営業自粛を決断した経営者の方々、何より外出を制限している方々、こうした方々がいるから、私たちの生活は成立しているのです。


自宅待機の時間を有意義にするために、トレーニング、エンターテイメントの動画を配信していただいている方もいらっしゃいます。

 

オンラインの会議システムは、対面で話をするのと変わらない精度になりつつあります。

こうした生活の支えは、関係者の不断の努力により、成し遂げられているのです。

 

だからこそ、

 

「ありがとうございます。」

 

ありがたきは、有り難きことです。

 

私たちが、見えない脅威と戦う唯一の武器は、他者への配慮と感謝だと思うのです。

 

この記事を読んでいただいたら、あなたを守ってくれている人に「ありがとう」と言っていただければ幸いです。

 

どうか、今日のありがとうを。

 

 

 

別所謙一郎 出版記念講演会<web無料> ご案内