人は「普通に」暮らしている。

東北新幹線

大船渡線

秋田新幹線

奥羽本線

新幹線と在来線を乗り継いで、おしまいは空路、東京に。

移動の旅を終えた今朝はすっかり朝寝坊。

東北の広さを実感。

そして、毎度のことながら、

人はどんなところにも家を建てて暮らしている。

人はどんなところでもモノを溜め込みながら生きている。

そんなことを思う。

都会の密集地帯でも、

地方の過疎地帯でも、

狭い家でも、

広い家でも、

新しい家でも、

古い家屋でも、

人びとは、モノを留め置き、モノを溜め込んでいる。

空き店舗が並ぶ閑散とした商店街を抜けて、

家も疎らな田園地帯を抜けて、

大館能代空港へと辿る道を車で送ってもらいながら、私は問わず語りに呟いた。

どうやってここで暮らしているのだろう？

そうしたら、運転席のダンシャリアンさんは、

こう答えた。

普通に暮らしている、と。

そうか、普通に。

そうだ、普通に。

そして、その普通とは、

無自覚にモノを取り込み、

無意識にモノを留め置き、

そして、

自分の住まいがいつの間にか、

モノに乗っ取られていることに気づかないままでいることなんですね。

そう、断捨離とは、その普通からの脱却なんですね。

BS朝日「ウチ、断捨離しました！」

今夜９時再放送です！

BS朝日５ch

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