あなたが「断捨離だと思っている断捨離」には三種類ある。
今では、多くの人たちが断捨離について、語り、発信しているけれど。
大勢の大勢のそれぞれの段階にあるダンシャリアンたち。
その中には、やましたひでこ公認の断捨離トレーナーもいて、
断捨離検定一級の取得者も。
あるいは、それらを目指しているダンシャリアンも。
けれど、残念なことに、
「断捨離®︎」提唱者であり、
「断捨離®︎」メソッドの開発者であり、
「断捨離®︎」の商標登録者であり、
そして、なにより、日々、自身の生活哲学、実践哲学として、
断捨離に打ち込んでいる身の私やましたひでこから見ると、
およそ、断捨離とはかけ離れものを断捨離だと思い込んで、
しかも、それを発信までしている人たちはあとはたたない。
けれど、それはさておいても。
そうだ、何ごとも誤解はつきもだから。
もちろん、最初は浅薄な理解であることも致し方なし。
ならば、
今、私、断捨離のやましたひでこが、お伝えしたいことは、これ。
どうか、このことだけは理解して、あなたが、「断捨離だと思っている断捨離」に取り組んでいただければ、と。
断捨離には、三種類ある。
回復のための断捨離
日々の営みの断捨離
成長のための断捨離
もしも、あなたの住まいが、
モノに溢れ、モノに塗れているならば。
そう、あなたの生活空間が、
混乱と停滞を極めているならば、
あなたの人生は崩壊寸前と認識しなくてはいけない。
そんなあなたには、
丁寧にモノと向き合っている時間も余裕もない。
誰か他のダンシャリアンの言う、「1日15分の断捨離」、「ひとつひとつ不要・不適・不快を判断して断捨離」という、この正しい断捨離は、まったく機能しない。
このことを心によくよく言い聞かせなくてはいけない。
回復が急務。
浮上が急務。
そう、あなたの住まいは、重篤な病いともいえるのだから。
そう、事態は深刻なのだから、治療は急がなくてならないのだから。
そして、誰かの助けも必要となる。
ひとりで、コツコツ捨てる。
ひとりで、少しずつ捨てる。
ひとりで、毎日一つ捨てる。
たしかに、これは正しい断捨離でけっして間違ってはいない。
けれど、これは『日常の営みとしての断捨離」であって、回復<快復>には機能しない。
この取り組みでは、「コツコツ」「少しずつ」「毎日一つ」では、今のあなたの住環境は、生きている間に整う<快復する>ことはない。
いえ、あなたが死んだ後も禍根を残し、それが次の世代にも受け継がれることになるだけだろう。
ところが、多くの「断捨離初心者」が、最初にこの間違いを踏む。
なぜなら、多くの勝手な断捨離情報が、それぞれの立場で発信されているだけだから。
なぜなら、その自分との違いを見極めるすべを、混乱に沈んでいる「にわかダンシャリアン」には判断できはしないから。
こんな悲惨な場面に、どれだけ遭遇してきたことか。
こんな悲痛な人々に、どれほど会ってきたことか。
<この項、つづきます>
https://ameblo.jp/danshariblog/entry-12522306069.html
やましたひでこ講演会2019ファイナル
「本当の断捨離」
東京 10月17日<木>
https://pages.yamashitahideko.
『断捨離』は、やましたひでこ個人の登録商標です。勝手な商業利用は固くお断わりいたします。