ホンモノかまがいモノか?、現象か潜象か?
ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。
ということで、美容室へ。
https://ameblo.jp/danshariblog/entry-12369015570.html
髪を切ってもらう。
この美容師さん、髪を見るだけ、そう、触る以前に、私の健康状態がわかってしまう人。
特に栄養状態をね。
恐るべし!
世の中、すごいお医者さんもいっぱいるけれど、
すごい治療家さんもいっぱいおいでになります。
医療者ではないけれど、卓越した、治療家さん、療法家さん。
おかげさまで、私やましたは、素晴らしい治療家さん、療法家さんとのご縁に恵まれて。
有難い!
が、かつて、まがい者さんにも、いっぱい出会ってきたことも確か。
う〜ん、これで随分と失敗して。
特に、いわゆるスピ系のヒーラーと称するカウンセラーさんで、手痛い目にあった経験がありまして。
ああ、あのカウンセラーさん、今頃、どうしているかしら…
というより、自分にそれを見破る力がなかったことが残念で。
若かったしね、それに、
見えないものが見えるとか、
聞こえないものが聞こえるとか、
感じないものを感じるとか、
そんな能力に、つい、よろめいて<?>しまうのが、私たち?
まあ、今は、ホンモノとまがいモノのスピ系カウンセラーさんの違いがわかるように…
いえね、なにを持って、ホンモノというのか、まがいモノというのは、その判断はどこまで行っても、難しいかもしれませんね。
でもって、3年ほど前に書いた過去記事ですが…
よろしければ、ご参考までに。
◇◇◇
「第三次スピリチュアルブームが到来しているらしい。」
なぜ「…らしい」と結んだのかというと、これはある人が言っているのを、そのまたある人から伝え聞いたという私自身のまったく無責任な伝聞情報であって、そもそも、何をもってブームとするのかも甚だ疑問があるからで。
それに、誰もが認めるブームとして席捲する程の規模がスピリチュアルの業界にあるのかも私は知らないし、第三次というからには、第一次、第二次と過去にブームがあったに違いない。けれど、これまた、私にそれについて特定する資料も材料もない。おそらく、「精神世界」「ニューエイジ」「スピリチュアル」と言葉が変遷を辿る中で特筆すべきエポックがあったのだろう。
それでも、そんな情報を得たせいか、自分のアンテナが立ってしまったようで、やたらと、こんな文字が目に飛び込んでくるようになってしまった。要するに、気になり出し、気に障るようになったのですね。
スピリチュアル・カウンセラー
さてさて、カウンセラーにしろ、なんであれ、分野や専門によって形容がつくことは少なからずあること。これはいちいち驚くにはあたらない。例えば、心理カウンセラーとして心の領域を扱う場合もあれば、結婚カウンセラー、その逆、離婚カウンセラーといった限られた事柄を専門にすることもある。
けれど、このスピリチュアルという冠が意味すること、それは、いったいどんな位置取りで、何をどうカウンセリングするのかしらと、どうにも私には、好奇心と訝しさが同時に湧いてくるのです。
そう、スピリチュアルという言葉ほど、とても広義な意味とかなり狭義な意味が混在する言葉もないだろう。だからなのか、私はつい、こんなふうにあれこれと想像を巡らせてしまう。
つまり、スピリチュアル・カウンセラーとは、自らの高い精神性、霊性をもってして、カウンセリングをするのか、それとも、目に見えることのない何かしらの波動でクライアントを癒すヒーラーのようなのか、高次元と思しき存在と繋がってその御神託を中継するチャネラーなのか、それとも、一見、高次元と見まがう動物的な霊感で何かしらのアドバイスを下すのか、はたまた、パワースポット巡りを推奨するガイドなのか、ただ単に、占い師が職業名をカタカナ文字に変え鑑定をリーディングと称しているだけなのか…と。
まあ、こんなことをああでもないこうでもないと慮っている私自身は随分とヒマ人なのかもしれない。たしかに、どんな分野のどんな職業人にもその技能には差がある。玉石混交、ピンからキリまでいるのは仕方のないことであるのだから。
それでも、やはりスピリチュアルという、精神性、霊性にかかわる意味をもった言葉を、自分の職業名に押し頂いているのであるならば、それなりの覚悟はあっていいはず。自分自身の精神性と霊性が問われる領域に自らの身を置いていることの重大性は知っておいたほうがいいはず。
だから、逆に、もしも、技能や能力を遥かに超えた次元の領域の精神性、霊性を直接的なツールとして職業展開していることに無自覚であるスピリチュアル・カウンセラーであるならば、その時点で、私たちは、そのカウンセラー本人の認識の甘さを疑う必要があるかもしれない。
それは、シンプルに考えてみればわかること。
タクシーの運転手さんに、スピリチュアル・タクシードライバーと名乗る人はいない。けれど、タクシーの運転手さんの中に高い精神性と霊性をもった人はいっぱいいるはず。自分の名刺の肩書きにスピリチュアルと記すサラリーマンも経営者もいない。それでも、スピリチュアルに目覚め、その探求を続けているサラリーマンも経営者もたくさんいるはず。そう、スピリチュアルに職業も地位も立場も関係がないのです。
誤解しないでほしい。私は、スピリチュアル・カウンセラーという職業も仕事も否定している訳では決してない。実際、私の周りには、著名、無名にかかわらず、名乗る、名乗らないにかかわらず、スピリチュアル・カウンセラーとして多くの人々を癒し励まし導いている尊敬すべき人たちがいる。
ただ、物質界と対をなす「見えない世界」を扱ってさえいればスピリチュアルであるという二項対立の浅薄な理解の中で、スピリチュアル・カウンセラーを標榜し、または、その職業に憧れているとするならば、それは、はなはだ危ういというしかないですね。
なぜなら、「見えない世界」は、抗い難い絶対的な権威として機能するもの。宇宙、神、仏、先祖が、この世的なポジションより圧倒的な優位性をもって立ちはだかるもの。いいえ、正確に言うならば、そう機能させ立ちはだかるように操作することが容易にできてしまう世界。クライアントに依存を生じさせ、カウンセラー自身が過剰な自己重要感に酔うことだって簡単に起きてしまう。
さあて、ここまで書き綴っていたら、今度は、スピリチュアル・コーチと名乗る方から、Facebookの友だち申請を頂戴する。ああ、スピリチュアル・コーチとは、いったい何をもって、何をどうコーチするのかしらね。私の好奇心と訝りは、まだまだ消えることなく続くことになりそうです。
<2015/05/02 Yyahoo!ニュース やましたひでこ>
https://news.yahoo.co.jp/byline/yamashitahideko/20150502-00045343/
◇◇◇
この記事を書いてから三年、やはりスピ系さんの台頭は著しい!?
だとしても、やましたひでこは、だだ、断捨離に勤しむのみ。
だって、カタチのないものに取り組む以前に、カタチある邪魔と成り果てモノたちを始末する方が先だと思うから。
そう、現象と潜象、どちらに偏ってもいけない。
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