こちらこそ有り難う、私の想いをいっぱい受け止めてくれて。

ごきげんさまです。

断捨離のやましたひでこです。

日大三島キャンパス　国際関係学部

三年四年必修履修科目「日本宗教思想」

断捨離とメタ認知

担当　やましたひでこ

この日、最終授業にて。

全３０回の授業テーマは、以下の通り。

１】イントロダクション　断捨離概論 ２】「引き算」の視点、思考、行動   ３】日本人の宗教観を俯瞰する ４】私たちと仏教と神道との関わり   ５】空海とヨガ ６】梵我一如と心身一如   ７】空海と密教 ８】身口意と三密＜調身・調息・調心＞   ９】呼吸と死生観　 10】三つの呼吸＜意識・無意識・コミュケーション＞   11】空海と十住心論 12】四住期＜学生期・家住期・林住期・遊行期＞   13】日常と非日常の境界〜日常を問い人生を問う 14】煩悩即菩提と聖俗半々   15】仏教と宇宙観　三法印Ⅰ 16】断捨離と諸行無常   17】仏教と宇宙観　三法印Ⅱ 18】断捨離と諸法無我   19】仏教と宇宙観　三法印Ⅲ 20】断捨離と一切皆苦   21】仏教と宇宙観　四法印 22】断捨離と涅槃寂静   23】日本人と神道 24】崇拝の根源と信仰の自由度の考察   25】唯識　メタ認知と俯瞰力 26】抽象と具象、ビジョンと実践   27】断捨離とマノスベシ 28】時間・空間・人間の現状認識   29】肉体・社会・精神　三つの命 30】美意識と自主創造＜自立・自由・自在＞

今年で三年目となる授業。

そして、毎回、驚かされるのは言語空間の違い。

同じ日本語を使いながら、使う領域が全く異なるのだから、

私は、一つ一つの言葉を逐次翻訳しながら話していたかのよう。

そのうえ、学生たちの言葉は少ない。

つまり、言葉に乏しいのだ。

言葉は大切な財産なのにね。

しかも、容易に、愉しんで、面白く、獲得できる財産なのに。

それでも、授業態度は真面目。

中には、眠っている学生もいるけれど。

まあ、こんなに質問をたたみかける講師に随分と戸惑った様子で、それでも、懸命に考えて、少ない語彙から必死に言葉を探して発言する姿は健気。

そして、あんなに寡黙だったのに、最後のレポートはしっかりと文字で埋められていて。

半年間の授業、お疲れさまでした。

 

国際政策学科の四年生たち。

最終授業のレポートの隅に、こんなことを添えてくれた学生も。

「半年という短い間でしたが、大変感動しました。３年間の大学教育、２１年間生きてきた中で、最も充実し、生き方を学んだ授業でした。これからの人生、先生から学んだ事を忘れず、先生の本を読み勉強をし、生きていきます。本当にありがとうございました」

 

ああ、こちらこそ。

私、やましたひでこの想いをいっぱい受け止めてくれて、有り難う。

◆やましたひでこ断捨離講演会 2018 

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