「実家の魔窟冷蔵庫」その後の顛末記
ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。
千場ひろこ嬢と。
やましたひでこ断捨離塾音声講座収録中。
さてさて、お待たせいたしました。
実家の魔窟冷蔵庫…
はい、その後のレポートです。
FROM 千場ひろこ
ごきげんさまです。
「暮らしの哲学」研究会の
千場ひろこです。
さて、前回のメルマガでは
私の実家の冷蔵庫のことで、
色々書きました。
うちの冷蔵庫、いや、
「冷えた魔窟」に関しては、
やました先生もご自身のブログに
先週のメルマガを
アップしてくださいましてね。
https://ameblo.jp/danshariblog/entry-12308302702.html
要するに、この前帰省した際、
千場は、溜め込み屋の母から初めて、
「断捨離してみる」という
言質（？）を得ることができたのです。
そしてその後…
無事に母とともに、
冷蔵庫（の一部）を
断捨離することができました！！！
今回ばかりは、この冷蔵庫の
断捨離の様子を
ありありと皆様にお伝えしたく、
ほぼ凍結中だったブログを
細々と再開しました。
よかったら見てみてください。
実家の断捨離、リアルレポート。
●実家の冷蔵庫 Vol.1 ～現状認識編～
https://uraniha.blogspot.com/2017/09/vol1.html
●実家の冷蔵庫 Vol.2 出土品調査レポート ～リセット&リリース編～
https://uraniha.blogspot.com/2017/09/vol2.html
●実家の冷蔵庫 Vol.3 ～Quick Clean編～
https://uraniha.blogspot.com/2017/09/vol3quick-clean.html
特に、Vol.2を見ていただくと
わかるんですけど、
信じられないほど古～い食品が
出てくるんですよ。
結局、一番古かったのは、
20世紀にパッキングされた、
調味料の唐辛子。
表示部分には、イオンでなく、
ジャスコ株式会社、と書いてあり…。
まあ、腐るわけでもないので、
こういうことになるわけですね。
ーーーーー
私、よく妄想するんですよね。
この時に、工場で一緒に
パッキングされた、
一緒に生まれた唐辛子たちは
一体どうしているんだろうか、と。
もう、分子レベルに分解されて
今頃は、どっかの樹の養分に
なってるくらいに生々流転
しているんじゃないかと。
５回転くらい。いやもっと？
誰かのお家のお昼ご飯の
ペペロンチーノになって、
誰かの体に消化吸収自己化
（(C)ひでこ先生）されたのち、
日々の垢と成り果てて、
お風呂場の排水溝から
流れていって、魚の餌になって、
糞になって、岸に打ち寄せられて、
草の養分になって、
虫のご馳走になって、
糞になって
分解されて森の土になって、
今ごろは、ナラの樹の
そろそろ茶色く色づいてくる
どんぐりの帽子に
なっているかもしれない。
けれど、この、我が家の唐辛子は
だいぶ置いてけぼりをくった。
だいぶ長いこと、
母の冷蔵庫の片隅でじっとしていた。
私が帰省するたび、焼酎飲んで
どんちゃん騒ぎしている間も、
身動き一つせず、
冷蔵庫の収納バスケットに
潜み続けて、約20年。
はい。長いこと、おつかれさまでした。
お許しください。
あなたの生々流転を、
私たちはずっと妨げていました。
どうか、これからはあなたらしく
自然な、物質としての生き方を
全うしてください。
（注：唐辛子から、
「あんたもな！」と言われそうだけど笑）
ずっとあなたの自然なあり方を
阻んでいて申しわけありませんでした。
そんな気持ちで、一個一個、
リリース、リリース…
母の断捨離はその後
どうなるかわからないけれど。
帰省のたびに一緒に、このモノたちを
少しずつ掘り起こして
成仏させることをしていけたら、
と思っています。
【先週ダンシャッたモノ】
ビンを洗うのに使おうと思って
乾かして取っておいていた卵の殻
ごきげんさまです。
「暮らしの哲学」研究会の
千場ひろこです。
さて、前回のメルマガでは
私の実家の冷蔵庫のことで、
色々書きました。
うちの冷蔵庫、いや、
「冷えた魔窟」に関しては、
やました先生もご自身のブログに
先週のメルマガを
アップしてくださいましてね。
https://ameblo.jp/
要するに、この前帰省した際、
千場は、溜め込み屋の母から初めて、
「断捨離してみる」という
言質（？）を得ることができたのです。
そしてその後…
無事に母とともに、
冷蔵庫（の一部）を
断捨離することができました！！！
今回ばかりは、この冷蔵庫の
断捨離の様子を
ありありと皆様にお伝えしたく、
ほぼ凍結中だったブログを
細々と再開しました。
よかったら見てみてください。
実家の断捨離、リアルレポート。
●実家の冷蔵庫 Vol.1 ～現状認識編～
https://uraniha.blogspot.com/
●実家の冷蔵庫 Vol.2 出土品調査レポート ～リセット&リリース編～
https://uraniha.blogspot.com/
●実家の冷蔵庫 Vol.3 ～Quick Clean編～
https://uraniha.blogspot.com/
特に、Vol.2を見ていただくと
わかるんですけど、
信じられないほど古～い食品が
出てくるんですよ。
結局、一番古かったのは、
20世紀にパッキングされた、
調味料の唐辛子。
表示部分には、イオンでなく、
ジャスコ株式会社、と書いてあり…。
まあ、腐るわけでもないので、
こういうことになるわけですね。
ーーーーー
私、よく妄想するんですよね。
この時に、工場で一緒に
パッキングされた、
一緒に生まれた唐辛子たちは
一体どうしているんだろうか、と。
もう、分子レベルに分解されて
今頃は、どっかの樹の養分に
なってるくらいに生々流転
しているんじゃないかと。
５回転くらい。いやもっと？
誰かのお家のお昼ご飯の
ペペロンチーノになって、
誰かの体に消化吸収自己化
（(C)ひでこ先生）されたのち、
日々の垢と成り果てて、
お風呂場の排水溝から
流れていって、魚の餌になって、
糞になって、岸に打ち寄せられて、
草の養分になって、
虫のご馳走になって、
糞になって
分解されて森の土になって、
今ごろは、ナラの樹の
そろそろ茶色く色づいてくる
どんぐりの帽子に
なっているかもしれない。
けれど、この、我が家の唐辛子は
だいぶ置いてけぼりをくった。
だいぶ長いこと、
母の冷蔵庫の片隅でじっとしていた。
私が帰省するたび、焼酎飲んで
どんちゃん騒ぎしている間も、
身動き一つせず、
冷蔵庫の収納バスケットに
潜み続けて、約20年。
はい。長いこと、おつかれさまでした。
お許しください。
あなたの生々流転を、
私たちはずっと妨げていました。
どうか、これからはあなたらしく
自然な、物質としての生き方を
全うしてください。
（注：唐辛子から、
「あんたもな！」と言われそうだけど笑）
ずっとあなたの自然なあり方を
阻んでいて申しわけありませんでした。
そんな気持ちで、一個一個、
リリース、リリース…
母の断捨離はその後
どうなるかわからないけれど。
帰省のたびに一緒に、このモノたちを
少しずつ掘り起こして
成仏させることをしていけたら、
と思っています。
【先週ダンシャッたモノ】
ビンを洗うのに使おうと思って
乾かして取っておいていた卵の殻
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◎編集後記
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この仕事をしていてこんなこと
言うと叱られそうですが、、
一昨日、冷蔵庫の「景色」と
化していたいたわさび（賞味期限2015年）
を断捨離しました。
千場さんのような想像力は
とても働かないので、
「あちゃー（汗）」
と小声でつぶやきポイッとごみ箱へ。
調味料って、、
やりがちですよね。
--青野慶子
What’s danshari ? Let’s danshari ! Viva danshari ♪
本日８刷り決定！
【書籍】やましたひでこ著
