シンプルライフ？ 断捨離ライフ？ あなたと私の選択。
ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。
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FROM 千場ひろこ
ごきげんさまです。
「暮らしの哲学」研究会の
千場ひろこです。
ただいま、断捨離ムックの
制作も佳境を迎え、
表紙の候補もできて来ました。
完成まで、あと一歩、
いや二歩くらいか。
ムック制作に際して。
片づけや掃除、ライフスタイルを
取り上げた雑誌やネットの記事を
片っ端から読んだ時期がありました。
ここ数年、いわゆる著名人でなく、
ほぼ一般人に近い方で
「シンプルライフ」を
それぞれの形で実践する人
（取材対象者）のいかに多いことか。
浦島太郎のようにビックリ！
もやは一般の人、という線引きさえ
すでによくわからないのですが（笑）
千場は現在38歳ですが、
自分が10～20代だった頃、
その手のライフスタイルのお手本は
料理研究家の人やスタイリスト、など
その筋の専門家であって、
どこか仰ぎ見るような感覚が
あったのですけどね。
時代は変わったのだな～
と改めて思いました。
ーーー
そして。シンプルライフ的なことを
提唱している方のタイプも多種多様で。
なんとなく７つくらいに
分類できそうな感じでした。
1.「スタイリッシュなカリスマ」タイプ
有元葉子さんや渡辺有子さん、
伊藤まさこさんといったところか。
自分の思い描く“理想”を
ストイックなほど追求されている、
スタイリッシュかつハイエンドな暮らしぶり。
2.「憧れのエッセイスト」タイプ
小川糸さんや小川奈緒さん、
原田マハさんといった
文筆業がメインで、その方らしい
スタイルある暮らしが素敵、
というタイプ。
3.「昭和の暮らし」タイプ
アズマカナコさんや
かわしまよう子さんみたいな
モッタイナイが基本の、始末よく、
環境にも優しいレトロな生活。
昭和さながらの持たない暮らし。
4.「エコロジーな家事研究家」タイプ
より実用＆エコロジー的な観点で、
家事の研究をされている専門家の方々。
阿部絢子さん、辰巳渚さん、
門倉多仁亜さん、赤星たみこさん、
石黒智子さんのようなイメージ。
5.「整理収納アドバイザー」タイプ
資格？ としての認知度高し！
収納に関するノウハウを多数お持ちの
整理収納アドバイザー的な先生もまた
数多くおられる。
近藤典子さんがはしりか。
6.「自己啓発」タイプ
そして、こんまりさんの片づけや
風水＆スピリチュアル関係、
ロングセラーのカレン・キングストン本
に代表される自己啓発＆運気向上系、
というのも忘れちゃいけない。
7.「ミニマリスト」タイプ
もちろん、ミニマリスト諸氏も
ネットからたくさん誕生。
こちらはちょっと男性ぽいというか
ライフハック的要素も強そう。
ーーー
一般人に近い、”ブロガー先生”的な方は、
3～7のジャンルに混在している印象。
（特に7の「ミニマリスト」タイプ）
じゃあ、断捨離及びやました先生は
どういう位置づけなのか？
と考えてみると。
6の自己啓発の要素は強い気は
しますが、どうも断捨離は、
シンプルライフでくくれなさそう。
だって、
「モノを絞り込む」というのは
1～7のどのスタイルにおいても
快適に暮らす大前提だったりするから。
つまり断捨離とは、
モノ減らしする上での土台の
考え方を提供したと言えるかんじ
じゃないかなあ。
2000年の『捨てる! 技術』以前は、
「捨てる」という言葉すら
使いづらい風潮があった。
けれどそれを「断捨離」という言葉で
言い換えたのが2009年以降。
以来、どこか“捨てることの代名詞”
のように一気に広まってしまった
ところもあるけれど。
いまは必ずしもそうではなく。
「“暮らしの新陳代謝”の一環なんだ」
と理解してきた人も
どんどん増えている気がしますね。
一応「暮らしの哲学」研究会
と名乗っていますので（笑）
個人的な興味関心で言うと。
ただシンプルで、見た目にすっきり
暮らすこと以上に
「そこに哲学はあるのか」
ということに最大の関心があります。
断捨離はヨガ哲学がベースだから
そこにやはり奥深さを感じる。
「暮らしを整えながら、生き方を調える」
薄々誰もが感じていたことに対して、
説得力ある言葉と裏付けを
提供してくれた、断捨離。
そんな風に感じていますが、
皆さんはどう思われるでしょう？
【先週ダンシャッたモノ】
先週は仕事に割く時間が長かったため、
純粋に、日々の“垢”的な
ゴミしか出していないかも…
断捨離メールマガジン 千場ひろこ 2017/08/29
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