奇跡と刹那と断捨離と。 | やましたひでこオフィシャルブログ「断捨離®」Powered by Ameba

奇跡と刹那と断捨離と。

FROM やましたひでこ


8月28日、月曜日
<旧暦文月七日>


 

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七十二候「天地始粛」
てんちはじめてさむし

 


空気の色も変わって来る
ということでしょうか。

そう、八月の最終週へ。

まだどんなに暑さが残っていようと、
夏の終わりという意識の中に
入っていきますね。

ああ、残念、今年は海にも山にも
縁がなかった…

と、恨み節まで出てきそうな
私だけど、それはそれ。
この夏は夏で、違う体験も
いっぱいしたということで
自分を慰めることにしましょうか。

それに、秋は秋での愉しみも
待っている。そう、そのはず。

そうですね、
この年齢のせいなのか、
季節のひとつ一つが惜しくなる。

来年は、この新緑を、
来年は、この白い雲を、
来年は、この紅葉を、
来年は、この銀世界を、

また、眺め愉しめるかしらと、
つい、思ってしまいます。

それは、これからの不安
というのとは違って、今、
目の前に広がる美しい光景が、
あまりの刹那で、一瞬の出来事で、
まるで、出逢えたことが
奇跡のように感じるからなのですね。


【刹那】
仏語 極めて短い時間。
一説に、一弾指(指ではじく短い時間)
の間に65刹那あるという。一瞬間。
対義語「劫」 <広辞苑>


だからこそ、思うのだけれど。

家の光景が、まるで「未来永劫」
変わることがないような有様の中で
暮らしている人を見ると、
とてももったいなく思えてしまう。

ずっと、モノが散らかったまま。
ずっと、モノが片づかないまま。

じっと、モノが動かないまま。
じっと、モノが溜まったまま。

何の移ろいもなく、何の変化もなく、
「ずっと」と「じっと」の空間で、
それこそ、ずっとじっと
ため息をつくばかりの暮らし。

夏には夏の光景、そして、
夏のモノと夏の空間がある。

秋には秋の光景、そして、
秋のモノと秋の空間がある。

私たちは、洋服は変え、
食べ物は変えていくけれど、
家の中では置いてきぼりに
なっているモノたちがいっぱい。
部屋の模様もそのままに
していることがいっぱい。

そのカーテン、いったいいつから
変わっていないのだろう。

そのソファー、いったいいつから、
その場所から動かしていないのだろう。

もしかして、
数十年?なんてこともあるはず。

そんな大物達でなくても、
サイドボードの中のお土産品、
その民芸こけしは、
いつからそこに居る?
そのタペストリーは、
いつからその壁に張り付いたまま?

時間を止めてはいけない。
あなたの時間を止めてはいけない。

確かに、私たちは、
刹那の中を生きているけれど、
刹那とは、また、いつもいつも
「新鮮」であるということでも
あるのだから。


私はそう思っている。


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◆『それに、冷徹って、なんだかカッコイイよね!』
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さあて、今日のあなたも、
一つでも余計なモノを断捨離して、
あなたを新鮮に維持して下さいね。

やましたひでこ断捨離メールマガジン 2017/08/28


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