「出す」ことの不自由、これでは病気になる訳だ…
ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。
夫の愛人サンディ嬢。
正妻のワタクシに嫌いな入浴を強いられております。
ペットもつらいよ!
ゴミを出す。
排泄物を出す。
言葉を出す。
気持ちを出す。
これら、「出す」という私たちの行為を点検してみると、
いやはや、いっぱいの制限を受けていることに気づくはず。
それは、仕方がないこと。
私たちが社会的に生きている限りは。
でも、これが健康を損なう大きな要素であることを、
もっと、心しておかなくては。
ゴミ。
収集日が限られている。
収集場も限られている。
これって、とってもストレスフル。
ゴミの日を逃すと…
はい、誰もが経験があるはず。
排泄物。
当然ながら、トイレットという場所のみ。
それこそ、そこら中に撒き散らしたら大変だから。
それに時間の制限もある。
学校でも会社でも休憩時間に。
バスツアーともなれば、あらら、回数にも制限がある。
けれど、体調はそんな取り決め通りには行かない時がある。
もしも、満員の通勤電車の中でお腹の具合が悪くなったとした…
この冷や汗ものの経験もあるのでは?
汗を出すことだって嫌われる。
臭いを出すことも。
だから、デオドラントだなんて脇下にパウダーを塗りこめたり。
身体から出るものたちを封じ込めるのは、それこそ、身体によろしくないのに。
言葉。
私たちは、時として、出したい言葉を飲み込む。
理不尽な扱いに抗議をしたくても、
怒りの言葉を露わにしたくても、
大人気ないと自分を黙らせるか、
保身のためにじっと我慢をするように自分に言い聞かせるか。
そして、気持ち。
小さい頃から、みんな仲良くという建前市場で教育されているから、
「嫌い」という感情を出してはいけないとものと思い込むふしがある。
嫌いは嫌い、好きは好き
なんだけれどね。
だから、影では、嫌う相手を陰湿に虐めるケースもある。
人前で涙を出すことも憚られる。
これは、みっともない姿だと思わされているから。
本当は、わんわんと泣いて、涙を思いっきり流したい時もあるだろうに。
そう、悔しくて。
そう、悲しくて。
そう、嬉しくて。
気持ちを堪えて出さないのは、身体にも心にもよくないだろうに。
そして、そのせいか、感情に乏しい人も増えているような。ちっとも嬉しそうな様子がない人もいるものです。
私たちは、「出す」ことにいっぱいの制限がある中で生きている。
これじゃあ、病気になる訳だ…
だから、この頃、心して取り組んでいるのが身体の中のゴミ出し、つまり、デトックス、身体の断捨離!
ただし、これが一筋縄ではいかないことといったら!
かなりの根気と積み重ねが必要で。
けれど、家の中はもちろん大丈夫。
日々、小さな断捨離を繰り返しているから。
そして、私の根城マンションはゴミ出し24時間フリー。
毎日毎日始末をしてくれるメンテナンス業者さんのお陰です。
感謝ですね。
断捨離とは、「出す」ことの取り戻し。
人間として当たり前に出すことが、こんなに不自由な社会に生きている私たちにとって必須メソッド。
断捨離とは、「出す」トレーニング。
人間が社会的動物であるならば、洗練された「出し方」を身につけて生きたいもの、そのための必須トレーニング。
そうですよね、ひでこさん!
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