私がしでかしたこと。 | やましたひでこオフィシャルブログ「断捨離®」Powered by Ameba

私がしでかしたこと。


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◆今日の断捨離
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FROM やましたひでこ 

8月17日、木曜日。
<旧暦水無月二十六日>

私のお盆休みも今日でお終い。

このお盆、さぞかし
帰省中はのんびり?

とはいかないところが
また面白い。
地元に帰省すれば、
東京の私とは違った役割が
待っているものです。

古い伝統的な小さな町の住人。
長男の嫁。
妻。

そうですね、
私が意図的に選びとった仕事、
私が主体的に招き入れた仲間友人
とは異なるお付き合いの世界。

いわば、
好むと好まざるとに関わらず、
この地域で生きていくために
結果的にゾロゾロと
付いてきたものなのです。

これらの中で、
自分軸で選択したのは
結婚して妻になった
ということだけ。

まあ、それも、
これだけの歳月が経つと、
当初の胸を占めた健気な思いは
何処へやら、果たして?
と、そこはかとない疑問も
湧いてくるというもの(笑)。

東京育ちの私が夫との結婚を
選んだら、北陸の片田舎の
住人とならざるをえず、
長男の嫁としての
たくさんの期待が注がれもし、、、

どれも、それはそれで、
きちんと果たさなくては
ならない役割であると
覚悟して取り組んできたつもり。

けれど、価値観の違いは、
そこかしこに
横たわっていたのです。

実のところ、たくさんの
「期待される役割」に
どこまで覚悟があったか
と言えば、そんなこともなく、
訳もわからず、若い私は、
この違った価値観の世界に
放り込まれてしまった、
ということでしょう。

だから悩み、だから泣き、
だから怒り…

「町舅」「村姑」と揶揄
されるくらいの密度の高い
ご近所さんとのお付き合いは、
その親密さで幾度も助けて
もらったこともあるけれど、
また、しょうもない噂話に
閉口したことも数知れず。

「長男の嫁は割が合わないものだ」
と、いつも愚痴をこぼしながら、
それでも懸命にその役割を
果たそうとする姑の姿に、
「なぜなのだろうか」と、
傍で眺めている私は怒りにも
似た疑問がふつふつと湧いていた。

けれど、それも若い頃の話。
私も随分と逞しく、いえ、
図々しくなったもの。
この間、たくさんの価値観を
切り崩し壊してきたから。

でも、それは、相手の中、
周囲の人たちの中にある
価値観を壊したのではなく、
自分が「どうにも我慢ならない
価値観」に従うことをしなかった
という意味でのこと。

この町では、こうあるべきの数々。
この家の嫁は、こうするべきの数々。

それら、「べき」に
どんな意味があるのかを
ひたすら考えて、受け入れたい
と感じたものはそれを愉しみ、
どうにも反発しか湧いて来ない
ものには反旗を翻す。

その繰り返し。

まあ、その多くが反発だったから、
東京からやって来た嫁=私が
しでかした武勇伝はいっぱい。

これは、今にして思えば、
私が断捨離を追求していく
プロセスで、大いに機能した
経験なのかも知れない。

なぜなら、断捨離とは、
思考の新陳代謝、
つまり、価値観の更新、
最適化を目ざすものなのだから。

それにしても、
そんな私に、夫は随分と
冷や冷やとしたのかも知れない。
いえ、面白がったのかも。

でも、舅は呆れただろうし、
姑はがっかりしたに違いない。

さてさて、
今回の帰省で改めて考えた。

私は長男の嫁として、
断捨離のやましたひでことして、
その両方でこれから取り組んで
行かなくてはならないことは
何なのかと。

それは、私の代で家系にきっちりと
始末をつけていくこと。

そう思う。

この件、ブログにも綴りました。
どうぞ、お読み下さいね。


◆「お墓の断捨離」
https://ameblo.jp/danshariblog/entry-12301928881.html


さあて、今日のあなたも、
一つでも余計なモノは断捨離して、
機能しなくなった価値観から
卒業して下さいね。

それでは、ごきげんさまです。



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