お盆の供養は「特上のうな重」か「コンビニの肉まん」か。 | やましたひでこオフィシャルブログ「断捨離®」Powered by Ameba

お盆の供養は「特上のうな重」か「コンビニの肉まん」か。

ごきげんさまです。

断捨離のやましたひでこです。



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うな重


 

20年前に亡くなった父は「蕎麦」と「鰻」が大好物だった。

 

14年前に亡くなった姉、国際結婚をし長くドイツ暮らしで日本食を渇望、日本に里帰りするたびに「ヌタ」なるものを好んで食べ、「鰻」も外さなかった。



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イカぬた

 


姉に言わせれば、ドイツはろくな食べも物ないのだそう。ジャガイモもソーセージも勘弁してほしいと。

 

11年前に亡くなった姪、西洋と東洋の血が混じった姉の一人娘は、日本のコンビニで売っている「肉まん」がえらく気にいっていた。

 

当時、ドイツにはコンビニがなくマクドナルドはあったけれど。

 

2年前に亡くなった母は、ご飯は真っ白な「銀シャリ」でなくてはなりません!というタイプ。戦後の食糧事情が悪かった頃の「玄米」がよほど嫌な思い出となっていたに違いなく。しかも、ジャンク食系で孫娘と肉まんを一緒なって食べていた。

 

翻って、実家で一人生き残っている?私はといえば。

 

父の血を引いたのか大の蕎麦好き。

 

だからなのか、とびっきりのお蕎麦を食べるたびに、この蕎麦を父に食べさせたかったな、とよく思ったもの。

 

そして、私は、学生時代のヨガ道場で出会った自然食が性に合い、基本的には玄米雑穀と野菜好み。

 

 

でもね、お盆になると、割烹で「ヌタ」を肴にお酒をのみ、真っ白なご飯の上に盛大に鰻を載せた「うな重」を食べる。

 

さすがに、この季節、コンビニの肉まんは無し。

 

 

これが、実家で最後に残った私の供養の仕方。

 

あれ、私が食べてどうする?

 

と思わないこともないけれど、故人を偲ぶのは様々かな。

 

 

喧嘩ばかりしていた家族だったけれど、

今は、あちらで四人で穏やかにしているのかしらね。

 

まあ、穏やかばかりでは刺激がなくてつまらないかもしれないか。

 

 

それにしても、父も母も姉も、かなり頭の働く人たちだったけれど、家族のコミュケーションの取り方は、まったくもって不器用そのもの。

 

それは、小さくて家族の蚊帳の外にいた頃はわからなかったけれど、この年になったからこそ理解できること。

 

 

家族とは半分は癒し

家族とは半分は戦い

 

有り難くもあり、

厄介でもあり。 




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