「住むための家」 私は住宅関係者の嘆きを知っている。
いごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。
週末は仙台へ。
そこでいただいた縁で地元の住宅建設会社を訪問。
あの3・11の大震災、大津波。
周囲の家全てが流されたにもかかわらず無事に残った一軒家。
流されたけれど壊れることなく家族が助かった家。
そんな、頑丈な家を作り続けてきた地元の優良企業。
建築工法の詳しい説明を受け、実験スタジアムで地震や台風、高気密高断熱の体験をさせてもらい、そして、社長さんと話し合う。
風速30メートルの暴風雨実験。
なるほど、3・11に、なぜ、この住宅がだけが耐えることができたのか、その理由、その秘密が理解できた。
それは、創業者である現社長の理念と使命感が、見事なばかりに具現化されているから。
「売るための家」でなく「住むための家」創り。
大切な資産
価値の維持
安全
長期にわたる耐用・利用・活用
100年住宅
健康・頑丈・快適
創業社長の信念「正直な家づくり」への真剣さに、
こんな人生の先輩に出逢えた嬉しさが湧いてくる。
この社長さんに、「あきらめる」という姿勢はどこにもないですね。
その後、営業担当の社員さんと断捨離談義。
断捨離とは思考の整理。
けれど、その思考の整理は住宅空間から始める。
見えない思考を住空間をフィールドにして視覚化していく。
見える住空間を整えながら思考も同時に整えていく。
そう、自社の住宅に誇りを持って販売している営業さんに、
私も、断捨離がただの片づけ術ではないことを熱く伝えなくてはね。
ところで、私は住宅関係者の嘆きを知っている。
美しい快適で安全な健康住宅を施主さんに引き渡しても、
ひと月も経たないうちに散らかる。
やがて、その散らかりは常態化し、
人の住まいだったはずの家はモノが主役の物置となっていく。
そして、溜め込まれたモノたちで家は窒息していく。
健康な家は不健康な住空間に変貌していく。
住宅建設会社がどんなに健康で頑丈で快適な「家」を提供しても、
そこに住む人たちは健康で頑丈で快適な「暮らし方」を知らない。
家
人
暮らし方
それら三つが揃ってこそ、
家も人も暮らし方も生き生きとしていられるはずなのに。
そんな話を営業さんにしながら、
断捨離支持者をまた一人開拓!!!
いえいえ、もともと、彼の奥さんは大の断捨離ファンでしたけれど。
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