制限の効用  俳句と断捨離と | やましたひでこオフィシャルブログ「断捨離®」Powered by Ameba

制限の効用  俳句と断捨離と

おはようございます。

断捨離のやましたひでこです。

 

 

 

 

こんな美しい本を頂戴する。

 

季語になった『京都千年の催事』

 

 

 

 

 

 

仲良しの友人に誘われて、俳句を嗜むようになったのは、昨年の夏からのこと。

 

たしなむ?

 

ひねる?

かじる?

 

まあ、ちょっと「かじる」と言った表現が妥当なレベルかな。

 

いえ、かじるどころか、舌でなめている程度か。

 

だって、見よう見まねで、なんとかつくっているのだから。

 

 

それでも、俳句が私の日常生活の素敵な仲間となったことはたしか。

 

何を見ても、

何を味わっても、

何に触れても、

 

何をどう感じても、

 

季語という名詞の力をかりて、五七五。

 

 

 

表現に文字数の厳しい制限があること。

 

そう、俳句には、制限の効用がある。

 

その効用を十分に活用すること、即ち、言葉を選び抜き、味わい深いの句が出来上がる。

 

 

これは、まるで、断捨離そのもの。

 

限られた空間、自分の住空間が限られた空間だからこそ、余計なモノを削ぎ落としていく。

 

 

五感を総動員して言葉を選び抜く。

五感を総動員してモノを選び抜く。

 

そして、選び抜いた言葉もモノも、今度は思考を使って配置していく。

 

俳句も断捨離も、要するに、感性を磨いていくものなんですね。

 

 

 

さてさて、そんな私が読んだ句。

 

 

トンカツに盛って主役は春キャベツ

 

 

 

 

 

 

 どう、このグルメ俳句?

 

と、友人に尋ねると、

 

ひでこさんのは、「食いしん坊俳句だね!」と。

 

 

あはは、たしかに。

 

 

あらら、頂戴した素敵な本をたずさえて、京都に吟行に行く計画は、ずっとずっと先のことになりそうか。

 

 

いえ、大丈夫、京都には美味しいものもいっぱいあるからね!

 

 

 

井上弘美著『季語になった京都千年の催事』<KADOKAWA>

 

 

 

 

こちらは、私やましたひでこの最新刊

 

「ちゃんとしなきゃ」に、縛られていませんか?

 

モノが減ると家事も減る『家事の断捨離』<大和書房>

 

 

 

 

Amazonで先行予約受付中!

 

全国書店販売はもう間もなくです。