初体験、民泊は愉し! でも、断捨離の視点で見るとどうなのかしら?
おはようございます。
断捨離のやましたひでこです。
北京のホテル。
毎晩、大きなベットによじ登り、そして端っこで寝るという旅烏。
一人心おきなくド真ん中で大の字で寝られないのは、なぜ?
中国断捨離ツアーの最終日、上海はホテルでなく民泊とあいなりまして。
民宿ではなく民泊。
個人所有の空き家、空室をリノベーション、旅行客に提供する宿泊システムですね。
大家さんは住居を提供し、宿泊にかかわる全般を民泊業者が代行するという新しいビジネス。
で、なぜ、私が民泊を?
民泊ビジネスを展開する企業のCEO、青年起業家さんのご依頼で、質の高い空間づくりのアドバイスを頼まれてのこと。
この若い中国青年CEOさん、断捨離の大ファン、ダンシャリアンなんですね。
だから、私の中国滞在を知って急遽のオファーを。
さて、上海の中心市街地、繁華街の近くに建つ古びたビルの二階、二つの寝室があるコンパクトな住居。
それでも、バスルーム<トイレ付き>も二つある。これは、日本の住居ではあまりないことですね。
綺麗に改装がされ、20代の若いオーナーさんの趣味で可愛らしく演出されている空間。
オーナーさんと。
彼女は、今、別のところに住んでいるという訳、それで、民泊を。
タオル類もシーツも清潔、掃除もきれいに行き届いている。
これは、オーナーさんでなく、民泊業者さんのレベルであり質の高さ。
「どこか、改善点はありませんか」と、
オーナーさんからも、青年CEOさんからも質問されたけれど。
一見すると、問題なしのようにも。
インテリアや小物の趣味はそれぞれで、私の好みとは違うだけのこと。
けれど、やはり、問題は隠れていましたよ。
バスルームの戸棚には、ダンボールの空き箱が無造作に押し込められたまま。
シンク下の調理器具、この有様では使う気は起こらない。
寝室のハンガー類は、洗濯屋さんのそれらが混じり、統一感なし。
ただ、数を揃えればいい訳ではないはず。
インテリアを可愛らしくアレンジしているならば、なおのこと日常の必需品にこそ心をかけて。
おまけに、部屋の隅に空き箱が積まれて放置。
リモコンの電池は古くサビていて使用できず。
リビングの照明、電球が2個切れたまま。
残念ですね。
インテリア以前、
清掃以前、
不要なモノがきちんと始末されていない、
メンテナンスが滞っている、
断捨離の問題。
これらは、すべて、心がけるだけで、大した費用も手間もかからず改善できることばかり。
それでも、見えることばかりに気をとられて、戸棚の中、部屋の隅、天井、器具の中、見えない所はおろそかになるもの。
でも、宿泊者は、そこで一気に気分を落としてしまいます。
これでは、リピーターにはなりようもなく、口コミの宣伝隊ともなりはしないですね。
ということで、課題は満載という結論に。
オーナーさん、青年CEOさん、スタッフの皆さん、
これから、もっともっと断捨離マインドを育んで、民泊ビジネスを発展進化させていって下さいね。
お世話になりました。
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