断捨離の光 五台山の若き僧侶は私にこう諭した。
ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。
五台山萬佛洞真容寺 大覚殿に差し込む光。
中国の人々の敬愛を一心に集める夢参老和尚、今年で百二歳になられるという。
その老和尚の最後の弟子、つまり、一番若い弟子である釋隆明老師にお会いることができた。
驚いたことに、この三十六歳の精悍な青年僧侶は、私の『断捨離』の本をすでに読んでおられた。
若い僧侶たちの間で話題となっていた本だったのだそう。
青年僧釋老師は、私にこう諭した。
仏教とは、
生存
生活
進化
その三つを担うもの。
そうか、
生存には広い慈悲をもって。
生活には深い知恵をもって。
進化には高い精神をもって。
ということなんですね、釋老師?
そして、釋老師は、私にこう続けて語った。
生活は豊かさに向かっていけばいい。
けれど、同時にそれは「欲」の肥大にもつながる。
あなたの「断捨離」は、この「欲」の「肥大化」に切り込んでいく素晴らしい行法である。しかも、それを日常の営みで中で可能にしている。
そして、あなたの「断捨離」は高い精神性への扉をも開いていくだろう。
なんという有難い言葉だろう。
なんという励ましの言葉だろう。
実のところ、私は、少しばかり疲れていた。
その疲れは決してこの旅のせいではなく日本から背負ってきたような疲れ。
「断捨離って、だだ捨てるだけの片付けでしょう?」という短絡的な理解に触れるたびに私にわく疲れであり。
それから、その浅い理解のままに断捨離を好き勝手に語る人たちを目にするたび取り憑かれるような疲れでもあり。
だからこそ、私は釋老師の言葉に救われた。
おそらく、急遽訪れることになった仏教聖地五台山へと私を導いたのは「断捨離」の計らいに違いない。
そう思う。
私やましたひでこは、そんなつまらない無理解に疲れている場合ではないのだよと。
そう、私は、ここで、ふたたび断捨離の光を見たのです。
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