そうなった時、私やましたひでこはお墓を断捨離するね。
おはようございます。
断捨離のやましたひでこです。
お月さま。
朝5時に起きてお墓参り。
周囲の雑草を取り除き、
墓石の汚れを拭き清め、
お線香と蝋燭を灯す。
たったそれだけのことで、
なんだかもの凄いミッション<?>を果たしたような気分。
なんだろう、この大げさな気持ちは!
これは日頃、ご先祖さまに不義理ばかりを働いているせいでもあるし、また、日本人として重ねてきた想念の蓄積のせいでもあるかな。
でもって、私がひとり勝手に思ったこと。
このミッションは断捨離したいね。
少なくとも私の代でお終いにしていきたいね。
たった一人の息子には継がせたくはない。
そう、息子がどう思っているかに関係なく。
亡くなった父と母、そして、姉、姉の長女である姪。
もう、それになりに、あちらの世界で仲良くやっていると思うことにして。
この世では、ぶつかり合いを繰り広げた人たちだったけれど。
亡くなった舅。
もう、奥さん<姑>がやって来るのを待っていることもなく、あちらの世界でよろしくやっていると思うことにして。
まあ、ひとりで死ぬのを怖がった舅、奥さんに一緒に行こうと誘って?いたけれど、姑は嫁の私にこっそりと呟いた、「冗談じゃない」と。
そうだね、姑さんは、さんざん舅さんに苦労させられたようだから。
その姑も、今は92歳。
少し認知症気味だけれど、まだまだ元気。
そうおいそれと夫の元に旅立つことはないだろうと思う。
そして、その前の連綿と続くご先祖さま集団。
そう、もう私が預かりし知らぬ人たち、きっと丸ごと成仏しているに違いないと思うことにして。
あらあら、もしかして、今、生まれ変わって現生を謳歌しているかも知れないしね<笑>
とにかく、私は、年齢どおりの順番でいけば家系の最後の始末人となる。
そうなった時に、私やましたひでこはお墓を断捨離するね。
そして、私は、ひとり息子にこう告げようか。
親のことなど、先祖のことなど、囚われることなく、あなたはあなたの人生を思いっきり生きよと。
供養も感謝も必要なし。
忘れてもらって結構。
それを恨めしく思うことなど、この母はまったくしないから。
それで、もしも、他のご先祖さまが怒るとしたら、その怒りはすべてこの母が引き受けるから。
それにしても、ひでこさん、あなたは、なぜ、こんなふうに思うのかしらね。
我ながら訝しく思うけれど、これが究極の断捨離、脱構築だと思っているからか。
そう、たぶんね。
◆やましたひでこ断捨離塾
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