「無明 avidy」とドラえもんの「クセ直しガス」 〜可視化と拡大化〜
おはようございます。
断捨離のやましたひでこです。
無茶苦茶に愉しい出逢いと時間とおしゃべりが有るものです。
第17回夏期大学講座「禅といま」
http://ameblo.jp/danshariblog/entry-12184813865.html
藤田一照老師と千葉公慈老師との休憩時間。
公慈老師にサンスクリット語をひとつ教わる。
アビドヤー avidy
「a」とは否定の接頭語
「vidy」とは明るい
「avidy」とは「明るくない」こと、つまり、真っ暗ということになる。
無明 アビドヤー avidy
そうか、「煩悩」が欲望の蓄積、塊であるならな、その蓄積、塊によって光が妨げられて暗くなる。
そして、暗らいところでは、何も見えない。
そこへ、一照老師が、こんなことを仰った。
ならば、見えるようにすればいい!
可視化
これには、断捨離のやましたひでこ、おおいに合点がいきまして。
なぜなら、クローゼットに詰まった服たち、
まったく出番のなくなった服
気に入らなくなった服
サイズが合わなくなった服
それら、まったく御用済みとなった服にもかかわらず、とってある服の数々は、自分自身の心の中にある<見えない執着心>の証拠品だと、ずっと思っていたから。
詰まった服 = 執着心
詰まった服の量 = 執着心という煩悩の量
そうなんです、詰まった服は、私の煩悩のバロメーター
これって、見えない煩悩、掴みどころのない煩悩が可視化されたということですね。
あらら、百八つ、どころではないかも。
とは言っても、それは、
自分では気づきにくいこと。
自分ではなかなか認めがたいこと。
そこへ、ドラえもんが「クセ直しガス」を持って登場!
気づきにくいことは、大げさにすれば誰だって気づくのだと、一照老師。
拡大化
のび太君のパパのクセは貧乏ゆすり。
もちろん、パパは自分の貧乏ゆすりに気づいていない。
そこへ、「クセ直しガス」をサッとひと吹き。
すると、家中がガタガタと激しく揺れ出す!
そう、イスがガタガタする程度の揺れには気づかなくても、震度5の地震には気づかない人はいないですものね。
はい、一照老師の言われるとおり、拡大化は「偉大な気づき」となるわけで!
ならば、私のクローゼットは、どうやって拡大化しようかしらん?
バーゲンセールになだれ込み服を買い込んでみましょうか!
もっと、タンスの肥やしを増やしてみましょうか!
あはは、違うか😋
なんて、考えていたら本当に地震がやってきて。
茨城、震度5弱
ああ、この地震、私たちにいったい何に気づけと言っているのかしらね。
それにしても、地震の拡大化は、どうかご容赦を。
というわけで、私やましたひでこは、今日も断捨離にて。
◆やましたひでこ断捨離塾
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