北京の風Ⅴ 「溜め込み女」の「残り女」の「1.5倍」のハードル。
おはようございます。
断捨離のやましたひでこです。
若い通訳さんと。
北京最後の夜、
夕食のご招待は丁重に辞退させていただき通訳さんとホテルへ。
この通訳嬢、北京外語大を卒業、年齢は25才の才媛。いつもは海外の要人の訪中時に英語の同時通訳として活躍。
けれど、今回は、大の断捨離ファンということで第二外国語日本語での通訳を果敢に志願してきた女性。
その彼女、私の中国で発売された本は全部読んだ、けれど、実践叶わず、家は汚部屋のまんまだと嘆く、、、
むむむ、溜め込み女だったとは!?
いえね、嘆きたくなるのは、私やましたひでこの方。
知識と行動の乖離
いけませんね、断捨離とは
知行合一
それが基本なのだからね。
でもって、最後の晩は、通訳嬢と二人、カフェで話し込むことに。
独身の彼女。
中国では25才を過ぎて結婚していない女性は、
残り女
として揶揄、つまり、からかわれるのだとか。
あらま、まったく失礼な話だね。
そして、彼女のようにバリバリと仕事で稼ぎだしている女性は、結婚の条件に相手の男性の収入が自分の1.5倍は最低でもなくてはならないというプレッシャーがついて回るそう。
あらら、それはそれは。
そうか、結婚とは愛情ではなく経済なんだね。
私は、彼女に聞いてみた。
結婚願望はあるの?
「まったくない!」
「なぜなら、身近な人たちの結婚生活で幸せそうなのは見たことがないから!」
つまり、結婚生活とは面倒で惨めなものというのが彼女が積み上げてきた思い込み。まあ、半分正解で半分は不正解のような彼女の結婚観ですね。
ならば、なおのこと、人がなんと言おうと自分のことを「残り女」なんて、自分に言ってはなりませんね。
誇りをもって独身のキャリア女性でいよう!
なんてね、以上、こんなアドバイスや励ましは教科書どおりの浅薄で稚拙でしかなく。
私たちの心はもっと複雑で暗くて。
自分の心の暗部は自分でもわからないもの。
その暗部に光を当てるのはとっても勇気がいるものだし、
見て見ないふりをしていた方がよっほどラクだし、
そもそも暗いのだから見えないままにしていることも気がつかない。
でもね、心の暗部は、どういう訳がモノの溜め込みに現れる、、、
という訳で、彼女と断捨離やましたひでこは、自ずとdeepな会話に突入することに。
でもって、結局、この日の夕食もこの通訳さんがご馳走して下さって。
どうもカウンセリング?のお礼ということらしい。
生ビールを2杯も飲んでしまい恐縮、申し訳ないかぎりにて。
有難うございます。
◆やましたひでこ断捨離塾
http://www.yamashitahideko.com/sp/CPD_YDJR/index_of.php
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