モノをモノとして、モノだけを見ててはいけないね。
ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。
まるでタイムトンネル。
関西空港国内線搭乗ロビーにて。
でもね、やはりタイムトンネルなのかもしれないね。
だって僅か50分のフライトで、ほんの数時間前までいた和歌山での体験が、たちまち遠い遠い過去の出来事のようになってしまうのだから。
さてさて。
モノは、黙っていても増えていくけれど。
<いいえ、実際は黙ってではなく自分が増やしているのですよね>
モノは、黙っていても減ることはありません。
つまり、モノの流入は受動的要素がたくさんあるけれど、
モノの排出はどこまでも能動的な働きかけがあってこそ。
でもって、その能動的な働きかけをしないとどうなるか?
当然、モノは溜まっていく一方ですね。
でもね、私、思うのです。
家の中は、
いっぱいのモノがある。
いっぱいのモノで散らかっている。
いっぱいのモノで片づかない。
そんなふうに思ってはいるけれど。
家の中が、
モノの流れが溜まって、
モノが流れが滞って、
モノが流れが詰まって、
澱んでいるとは感じてはいないのですね。
それは、あたかも、泥沼の中に棲息する生物が、
自分は泥沼の中にいるとは思っていないかのごとく。
わたしは、今、
ヘドロの沼に暮らしているのか、
流れのない溜池の中で暮らしているのか、
さらさらと流れる清流の中に暮らしているのか、
どうなのだろう。
モノをモノとして、モノだけを見ててはいけないね。
モノはモノとしてだけではなく、「流れ」として捉えないと。
家の中のモノたちは、
散らかっているのではなく、
片づいていないのではなく、
流れを失って澱んでいるのです。
そんな俯瞰的視点を持てた時、自ずと解決策が見えてくるはず。
そう、断捨離という解決策が。
そうですね、モノは整理整頓するという以前に、モノは捨てなくてはならないのですね。
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