まだまだ眠たいさかりの獅子たちと。 | やましたひでこオフィシャルブログ「断捨離®」Powered by Ameba

まだまだ眠たいさかりの獅子たちと。

ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。




日大、国際関係学部にて。


私の受講生さんも、クライアントさんも、女性が圧倒的に多いけれど、
仕事のお仲間さんたちは、男性の方が多いのかも。

仕事で縁があるのは、20の後半から、なんと、80代の方まで、その中で、一番多いのは40代の男性陣。

ところで、今、断捨離の授業を持たせていただいている日大国際関係学部。


日本宗教思想
『断捨離とメタ認知』

ここには、20代前半の男子学生も熱心に講義に参加してくれている。

そう、男性というより男子ですね、この子たち。

ともすると、この頃の男子は、

「草食男子」とか、もっとひどく、「不食男子」なんて言葉で揶揄されるけれど、いえいえ、そんなことはありません。

ただ、まだまだ眠たい盛りだけのこと。


さてさて、この日の連続2回の授業テーマは、

「煩悩即菩提」と「聖俗半々」
日常と非日常の境界の考察



私は学生たちに問いかける。

「煩悩」って、何? 「煩悩」をどう理解している?
「菩提」って、何? 「菩提」をどう捉える?

「即」とは、「直ちに」ということだよね?
「即」とは、「イコール」という意味でもあるよね?

どうして、「煩悩」と「菩提」、この相反することが「イコール」なんだろう?

どう思う?

私は、正解を求めているわけではない。
どう思い、どう考えるかを尋ねているだけこのこと。

そして、学生たちは、考える。
今まで考えたこともないこと、あるいは、、もしかして、聞いたこともない言葉かもしれないことを。

そして、口ぐちに答える。







でも、それには、私の次の質問が待っている。

それらを、「一言」で言うとどうなる?
逆に、もっと易しい言葉に言い換えるとどうなる?

そうやって、抽象と具象の思考の世界を行ったり来たりする学生たち。

それらを、三つに分けるとどうなる?
あれ、おかしいね、カテゴリーエラーが起きていない?
そう、階層のエラーもありそうだよね?

そうやって、思考の視点を増やしていく学生たち。







それにしても、考えるとはとても疲れることのよう。

学生たちにとって、合計三時間の授業は、思考をフル回転させるトレーニングですからね。

はい、まだまだ眠たい盛りの獅子たち、思考力の筋トレ、お疲れさまでした。

来週は、休講だから、その間、しっかりと自主トレを!



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