これは韓国垢スリエステなんだ! ~続、ホット断捨離
断捨離のやましたひでこです。
写真・柳原久子
サンディ嬢の誕生日は7月31日、三歳になりました。
そうか、「捨てる」ことを「片づけ」と捉えるから話がややこしくなるのだね。
などと考えながら、引き続き、ホット断捨離決行中の私やましたひでこ。
とはいえ、曇り空で暑さも一服、そんなに汗をかくこともなく。
実は、捨てることは自然な営み。
捨てることを片づけと称してご大層な問題としてはいけないね。
汗をかいて毛穴から老廃物を出すように。
身体から出る垢を洗い流すように。
捨てることは、身体を維持管理することと同じ、毎日の生活から出る垢を取り除く住まいと暮らしのメンテナンスなんですね。
用をなさなくなったモノは生活垢。
使えるからといって取っておいても、結局は使いもしないモノたち、それも生活垢。
決して、垢は、もとの美しい皮膚には戻らない。
肌を美しく保ちたいのであれば、それらは捨てていってしかるべき。
さしずめ、今私が励んいるお姑さんが残しっていったモノたちの断捨離は、さしずめ、韓国垢スリエステのよう。
お姑さん、長い人生で、ずいぶんと押入れや納戸に生活垢を溜め込んでいたものです。もちろん、それを垢とは思っていなかったのだけど。
私だって、初めて韓国で垢スリエステを体験した時は、自分の身体から出た大量に垢にびっくり仰天したもの。
かつて、私の断捨離を、「捨てるなんてもったいない」と眉をひそめて阻んだお姑さんは、介護ホームへと移っていった。
今ある抵抗勢力といえば、押入れの奥に漂うカビの臭い、そして、モノの陰に潜んでいた埃ばかり。
そう、これもそれなりの強敵ではあるけれど、「捨てる」ことの認識の違い、価値観の違いに向き合うことに比べれば、ずっとずっと楽ちんなこと。
さあて、今日も、一日、爽やかに汗を流そうか。
真夏、お盆の私のホット断捨離は、まだまだ続きますね。