本日の断捨離指南、報酬はお米二㎏の袋ひとつ!
断捨離のやましたひでこです。
とある在京キーテレビ局の番組企画で、とある方のお宅を訪問。
そのとある方、なかなかの人気者さん。
たしかにその一風変わったライフスタイルは、
興味を惹かれることはたしか。
でも、「超」がつく溜め込み屋さん。
挙句、家は、いわゆる「ごみ屋敷」と化しておりまして^^;
ひえ~
久しぶりに遭遇した半端ない惨憺たる有り様の住空間。
とても生きている人間の住むところとは思えない。
けれど、当の御本人さんはいたって元気!
ああ、人間って、どんなところでも生きていけるものです。
あらためて、ヒトの適応能力の高さに感動を覚えたりして^^;
でね、このチャーミングな方、一応、片づけたいという気持ちはある。
なぜなら、毎日毎日、行方不明になるモノを探すのに疲れ果ているから。
けれど、モノは捨てられない。
いいえ、捨てらないのではなく、
まったく捨てる気がないのですね。
しかも、モノが雪崩のごとく流れ込んでくるライフスタイル。
う~む…
入り口はパッカンと顎のはずれたカバの口のごとく大きく開いて、
なんでもウワバミのごとく呑み込んで、
出口はしっかりと三重の扉で塞がれて詰まりきっている。
ならば、モノが地層を為す程に堆積するのは当然のこと。
最下層は、ジュラ紀?かしらんと思うほど。
でもね、なんだかんだと愉しく会話をして、
<そう、私は、この方を叱ったり責めたりしに来た訳ではないのでね>
帰り際に下さったお土産が、お米二㎏の袋ひとつ。
次から次から送られてきて玄関に積み上がっていたお米の入った段ボール。
御本人の弁によると、もっと下の方にある古いお米を私にあげたかったらしいのだけど。
残念ながら、下の方にある古いお米を取り出すのには、
更なる難儀な格闘をしなければならない。
御本人は、泣く泣く、モノの山の一番上にあった一番新しいお米を、
私に下さったのかしらね。
でもね、私は、有り難く頂戴した。
だって少なくともお米二㌔グラム分、
この家が軽やかになるのだからね^^;
そう、本日の断捨離指南の報酬は、お米二㌔グラム。
さてさて、この頃は、もっぱら執筆中心の仕事なので、
控えていたテレビ出演も久しぶりのこと、しかも、面白ろ可笑しいバラエティー番組。
そうですね、ゴミ屋敷は勘弁してほしいけれど、
この一風変わった人気者さんとの出逢いは、とても面白かったですね。
さあて、この企画番組、どんな編集となっていつ放送されるのかしら。
はい、見るのは少なからず怖いな~
◆やましたひでこ断捨離塾
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