トイレと真っ向勝負! ~「暮らしの質」向上検討会~ | やましたひでこオフィシャルブログ「断捨離®」Powered by Ameba

トイレと真っ向勝負! ~「暮らしの質」向上検討会~

ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。





「すべての女性が輝く政策パッケージ」

それに基づいた「暮らしの質」向上プロジェクトの一環として、
有村治子女性活躍担当大臣の下、有識者よりなる検討会が発足。

「暮らしの質」向上検討会

この検討会の委員となって、がっつりとトイレと向き合った半年間。
http://ameblo.jp/danshariblog/entry-11958253590.html

文字通り、トイレにドップリと嵌まり、その面白さにも嵌まり、
とても愉しい半年間でもありましたね。

も、何故トイレ?

そうですね、「すべての女性」とひとくくりにしても、年齢職業立場も色々様々。

でもね、どんな女性であれ、もちろん男性であっても、人間である以上、
トイレという排泄の場と機会と時間は不可欠。

生きていくうえで絶対条件である排泄。
社会に出ていくための必須条件であるトイレ空間。

そのトイレが、安心で安全で快適であることこそが、とても重要!

ですよね!

そこに着目した有村治子大臣は、さすが働く女性ならではの視点。
それに、どうあっても女性のトイレへの思い入れは、
男性には知りえないデリケートな要素がはらんでいるもの。

トイレ

排泄の空間
排泄の機会
排泄の時間

ここには、ずいぶんと格差がある。

◆男女の身体特性からくる格差
行列の長さも、待ち時間も、使用時間も、男女では大きく差がある。

◆地方格差。
大都市の大規模商業施設には目を見張るトイレがあるけれど、
さて、小さな地方都市はどうなのか。

◆教育現場での格差
学校のトイレはまだまだお粗末。
児童生徒が安心して排泄ができる空間とは程遠いのが現実。

学校でのトイレを嫌がる子供たち。
この現実を無視して学校教育が成り立つと考えている方がおかしい。

◆災害格差
避難所のトイレの状態によって避難者の健康状態に大きな差がでる。
トイレが困難なために命を落とす老齢者だっているのです。
http://ameblo.jp/danshariblog/entry-12000092230.html





とりまとめた「提言書」を有村治子大臣に渡して記念写真におさまる、
検討会宮原淳二座長、そして、越智政務官、赤澤副大臣。


それでも、トイレを知れば知るほど、つくづくと思ったことがある。

私たちは、社会で「集団」であることを余儀なくされるけれど、
私たちの排泄はどこまでも「個」の領域

集団と個

そう、トイレには「集団」は馴染まない。

そう、「食」という入り口では、一斉とか大勢でとか一緒にとか、
時間も機会も場も可能であるけれど、「排泄」とうい出口では適わない。

さあて、その難しさをどう乗り越えていくか。

でも、だからこそ、こうも思う。

トイレ空間から始まる暮らしの質
トイレ空間から始める暮らしの質

その「暮らしの質の向上」は、かならず、「命の質の向上」につながると。


ところで、検討会の委員には男性諸氏も。





枡野俊明徳雄山建功寺住職、世界的に著名な作庭家でもあられる。





建築家横山彰人氏、有村大臣と懇親会の席上で。





私が所属、トイレ空間をひたすら突き詰めた第一分科会、
会長を務めて下さった日本リーダーズ学会代表理事嶋津良智氏。





座長役を務めて下さった東レ経営研究所
ダイバーシティ&ワークライフバランス推進部長宮原淳二氏





内閣府のスタッフの皆さんも参加しての懇親会は和気藹々。

さあて、半年間の議論の結果である「提言」はまとめたけれど、
それらの実施実行実現は、これからこれからなんですね。





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