どっちが不幸でどっちが悲劇か ~大邸宅に招かれる チェンマイにて<3> | やましたひでこオフィシャルブログ「断捨離®」Powered by Ameba

どっちが不幸でどっちが悲劇か ~大邸宅に招かれる チェンマイにて<3>

ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。



旅とは意外な展開をするもの。

予定通り想定どうりとはいかない。
それが旅の面白さでもありますよね。

そうだ予定どおりだなんてかえって詰まらない、
ああ、それは人生も同じだね。

ということで、まったく想定すらしていなかった体験を、
ご披露しますね。

とある富豪の大邸宅での内輪のパーティーに招かれた、
もちろん、知り合いでもなんでもなくたまたまのご縁にて。

まあ、お金持ちは知ってもいるし、
想像力を駆使してその生活ぶりをそれなりに、
伺い知ることもできる。

けれど、富豪となると話は別。
想像の範囲を遥かに超えた世界。

その富豪にしても信じられないほどの格差があるのだろうけれど、
私にとっては、この大邸宅は完全に富豪レベル。

だいいち、この大邸宅の他にも海外に家を所有しているという。

ああ、想像できない。

1,000人の人々が入れるような大邸宅。
宿泊だって100人以上は大丈夫かも。

敷地は広大で象だって飼えるよね、きっと。
1万人くらいの人々が余裕で集える整備された公園のよう。

その想像をはるかに超えた大邸宅に、
夫婦と子供一人のたった三人家族の暮らし。

あ~、ありえない。

そうだ、これなら想像できるか。

ハワイの超高級ホテル&リゾートに、
僅か三人しか滞在客がいないような状況ならば。

これは勘弁してほしいな…






とまあ、私にとっては御免こうむりたい生活を、
毎日している奥さんが目の前にいる。









夜、オープンエアのテラスでのカジュアルなパーティー。

ライトで浮かびあがっているのはバーべキューのコンロ、
まるでキッチンのようですが。

もちろん、プールサイドには一軒家仕様のバーカウンターも。

食事の後、その富豪夫人が大邸宅の内部を案内して下さる。










幾つもある客用寝室は、すべてティストが異なるインテリアで、
どれもリビングのあるスイートルーム、広いバスルームは言うまでもなく。





北タイ仕様のゲストルームにて。


そうか、モノが溢れかえっている狭苦しい家は不幸なことだけど、
このとんでもなく大きい住空間は悲劇でしかない。

そう感じて仕方がない。

そうですね、モノを持て余すのも、
空間をもて余すのも、とてもとても残念なこと。

それは、お金も同じ。

モノも、
空間も、
お金も

活かして、生かして、こそ。

私はお金持ちが、即、不幸だなんて、
まったく思ってはいない。

けれど、お金の使い方を知らないとしたら、
それは不幸なことだと思う。

ああ、もしも、私がこんな超お金持ちだったら、
どんなお金の使い方をするのだろう。

きっと、この大邸宅をそっくりそのまま、
リトリート施設として活用するだろうね。

なんて、余計なお世話的なことをつらつらと考えつつ、
私は私で私なりのリトリートをつくろうと、
そんな決心がいよいよ固まる。


そう、ずっと以前からの願いでもあるリトリート、
それは、もちろん小さな小さな始まりからとなるけれど。

有難うございます。
あなたとの出逢いにいっぱいの愛をこめて。

それでも私が捨てられなかったもの
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