それは、見直す力、問い直す力、理解を促す力 ~『俯瞰力』 | やましたひでこオフィシャルブログ「断捨離®」Powered by Ameba

それは、見直す力、問い直す力、理解を促す力 ~『俯瞰力』

ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。

俯瞰力

それは

見直す力
問い直す力
理解を促す力

そして、

受容していく力




文庫版『俯瞰力』<マガジンハウス>、本日登場!

断捨離をすると、
モノの見方が多様となっていく。

そう、視点の変化がいっぱい訪れる。

その中でも、俯瞰的な視点は、
私たちを大いに助けてくれるに違いない。

何故なら、俯瞰力とは、
私たちが囚われている固定的な視点から、
忽ちにして、
遥かな視点へと誘ってくれるものだから。

新・生き方術 続・断捨離 俯瞰力
やましたひでこ著 (マガジンハウス文庫 )

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=== 『俯瞰力』 文庫版発刊にあたって まえがき ===

それは意外ではあったのだけれど、
俯瞰」という言葉は、
私が思っているほどには認知があったわけではなかったようです。

自分自身が当たり前のように使っている言葉を、
それを知らない人と出逢った時、
そして、どんな意味ですかと聞き返された時、
かえってそれは、当たり前だったからこそ、
深く考察することを怠っていた自分に気がつく機会に
なったりもするものですね。

「俯瞰」 「俯」うつむく。「瞰」見下ろす。
 

つまり、俯瞰とは、うつむいて見下ろすという意味しかなく。
それに、「力」をつけたところで、
果たして、その力にどれほどの意義があるのかは、
誰しもが訝しげに思ったとしても仕方のないことなのかも知れない。
 

でも、私はこんなふうに思っているのです。
 

うつむいて見下ろすには、見下ろす対象が、
自分より低い位置にあるということ。

言い換えれば、俯瞰とは、
より高い位置に自分が立つことであり、
その位置が高くなればなるほどに、
見下ろせる対象が遠く広くなっていくのです。

つまり、俯瞰とは、視点を高くもつこと。
遠く広く見渡すこと。

そして、俯瞰力とは、視点を高く持ち、
近視眼的に捉えていた対象から遠く離れてみて、
改めてそれを見直す力。
視点を変えて、物事を問い直す力といっていい。
そして、別の理解をも促すことのできる力だと言えるのです。

見直す力
問い直す力
理解を促す力

この三つの力があれば、物事の受容はより進む。

だから、俯瞰力とは、
 

受容していく力

そうですね、俯瞰力によって、
一面的な理解からの脱出ができるのであるならば、
それは私たちの思考をどんなにか柔軟にし、
心を解きほぐしてくれるもとなるのだから。
 

ああ、近い位置の、
水平でしか見えていなかった今いる自分の世界に

高さが加わった時、そこで出逢えるどこまでも広がる世界に、
私にはどんな驚きを持つのだろう。
どんな感動を覚えるのだろう。

そうだ、まるで、鳥のごとく高く羽ばたいている私。

「鳥の目」「虫の目」という言葉もある。
鳥の目とは、まさに俯瞰のそれ。
虫の目とは、間近に観察する目と言っていいのだろう。

 それに私は、荘子の説く「一龍一蛇」を、
「龍の目」「蛇の目」として倣ってみようか。

「一龍一蛇」 時に龍となり、時に蛇となる。
 

時の流れのままに自在に変化を遂げて、
一つの立場に執着することなく、
自然の道に身を任せて自由に遊ぶ一龍一蛇。


「鳥の目」も「虫の目」も、「龍の目」も「蛇の目」も、
どちらも大切な視点には違いない。
けれど、観察の目は持っていても、俯瞰する目は、
それに比べると蔑ろになってはいないだろうか。

もし、そうであるならば、
俯瞰する力は、私たちとって、
力強い味方になってくれるはずだと思うのです。

やましたひでこ

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私やましたひでこの自信作。

『俯瞰力』

どうか、一人でも多くの方に読んでいただけますように、
そう願ってやみません。

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有難うございます。
あなたとの出逢いに、いっぱいの感謝を込めて。




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