トルコ桔梗を買い求めて ~欠点のある本物の自分 | やましたひでこオフィシャルブログ「断捨離®」Powered by Ameba

トルコ桔梗を買い求めて ~欠点のある本物の自分

ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。


近づく台風を前にして、すでに激しく雨が落ちてくる夕刻。

自分のために買い求めた切り花を手に、
急ぎ、静養先のねぐら?に戻ることに。

買ってきた花は、トルコ桔梗。

思い切ったわりには、ささやかな気がしないでもないのだけど。
でもね、今日の気分はこれだったので。

亡くなった姉は真紅の薔薇が大の好みで。
美人で頭がよくて気が強かった姉には相応しかった薔薇の花。

ずっとずっと以前に一緒に活動していた年下の女性は、
大輪の白いカサブランカが好きだといって憚らなかった。

その頃の私は、マーガレットとかスミレとか、
どちらかといえば簡素な花ばかりを好んでいたよう。

白状すれば、姉のきつい性格は苦手だったし、
その年下の女性は、鼻持ちならなくて、
どうにも好きになれなかった私。

だから、私は、赤い薔薇も白いカサブランカも、
嫌っていたように思う。

可笑しいですよね、花にはなんの罪もないのに。

たぶんね、華美豪華な花々を好きだと言うことを、
まるで、自分はその花そのものだと言っているように聞こえて、
厭だったよう。

そう、私は自信家さんが嫌いだったから。

でもね、今にしてわかることはこれ。

私が自信家をうとましくしていたのは、
私が私に自信がもてていなかったからに違いないのです。

私が勝手に築いてしまった姉や年下女性との関係。
私が勝手に好みを限定してしまった花との関係。

それは、私の劣等感ゆえ。

今は、そんなかつての自分も愛しく思い出すのだけれど。
今は、そんなかつての自分から卒業できたと思うのだけど。

そういえば、今は、赤い薔薇も好き。
白いカサブランカはもっともお気に入りの花でもあるし。

それにね、一見、自信家さんに見える人たちも、
よくよく考察してみたら、案外とコンプレックスの塊だったり、
過剰な承認欲求に振りまわされていたりして。

ああ、私たちは、どこまでも面白く健気な存在なんですね。

そして、今日読んでいたの中に見つけた言葉。

本当に幸せで喜びに満ちた生活を送るには、
私は欠点のある本物の自分を
受け入れなくてはいけないことを知った。


タミー・ストローベル「スマートサイジング」

有難うございます。
あなたとのご縁にいっぱいの感謝と愛を込めて。



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