「片づかないのは、片づけないから」 ~能登連続講演会にて その1 | やましたひでこオフィシャルブログ「断捨離®」Powered by Ameba

「片づかないのは、片づけないから」 ~能登連続講演会にて その1

ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。


私が住み暮らす石川県はとても広い。
この広い石川は、加賀と能登地方と二つに分かれ、
その能登地方は、口能登、中能登、奥能登と三つに分かれる。
そうだ、能登だけでもとっても広~いのです。

私が住んでいるのは加賀地方。
前日、横浜での講演会を終えそのまま羽田へ。
加賀にある小松空港に夜遅く到着して車で口能登の羽咋まで。

我が家に滞在したのは、自分の車に乗り換えるための10分程度。

なんたって、能登は遠いのだから、
出来るだけ早く出発しないとね。

ところが、羽咋までは案外早く着いた感じ、
深夜のホテル入りを覚悟していた割には。

けれど、やはり遠かった!
さすがに奥能登、能登半島の先端、珠洲となると。

さて、今回の能登連続講演ツアーは、
能登の教職員組合さんの四つの支部<輪島、珠洲、羽咋、七尾>
が私を招いて下さって実現。

それは、有り難いことでもあり、嬉しいことでもあり。

教職にある方々が、、教育にたずさわる人々が、
断捨離に関心を持ち、実践して、
更に、それを子供たちに教え伝えてくれるなんて!

そうですね、まず、教職者に、
毎日とても忙しおもいをしておられるだろう先生方に、
少しでも気持ちのゆとりを持ってもらえたらと、
ずっと思ってもいたので。









開場前のホール。
準備に余念のない先生方。

それにしても、四つの会場はどこも立派なホールばかり。
けれど、広い客席に空席が目立つ。

残念だな、もっと沢山の方々が来て下さればいいのにと、
思ったのだけど、違いましたね。
どこの会場の講演会も200名近くの沢山の方々、
いかんせん、ホールの方が大きすぎるのです。

そう、能登は過疎地区でしたね。

そして、講演会開始。

「片づかない理由はなんだと思いますか?」と、
敢えて、シンプルな質問をぶつけてみると、
ある女性教師がこう答えてくれた。

「片づけないからです!」

ああ、そうですね、そのとおり。

片づかないのは、片づけないから。

ではね、だとしたら、なぜ、私たちは片づけないのでしょうね?
しかも、片づかない、片づかないと、毎日嘆きながら!

そこを探っていくのが断捨離。
それを解明していくのが断捨離。

そしてね、その探訪こそが、
自らの理解へと繋がっていくのです。

断捨離とは、思考の片づけ。

どうです?
それが、断捨離の面白さなんですよ。

・冒頭の写真は、珠洲ラベンダーホール。

つづきます。

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