「自己実現」の正当性 | やましたひでこオフィシャルブログ「断捨離®」Powered by Ameba

「自己実現」の正当性

ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。

厚い雲が垂れ込める中、飛行機に乗り込む。
目的地は雷雨だという。

悪天候の中、飛行機が揺れるのは勘弁してほしいけれど、
こんな時こそ上空では美しい光景に出逢うもの。


ところで、このフライト中、珍しく眠りに落ちることなく、
こんなことをつらつらと考えていた。

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難しいことを難しく話すことは易しい。
けれど難しいことを易しく話すことは難しい。

難しいことを難しく話しても伝わらない。
けれど難しいことを易しく話せば伝わる。

話すことの目的が「伝える」であるならば、
やはり可能なかぎり易しく話したい。

そう心がけているのだけど。

けれどね、時々、感じ考えていることが、
どうにも言葉になりきれず、
もどかしいままであるときに、
こんな難しい言葉や表現に出逢うと、
とてもとても腑に落ちることがある。

自己実現は人間の究極の目的ではない。
人間の一次的志向でもない。
自己実現は、もしそれ自体が目標にされるとすれば、
人間存在の自己超越性と矛盾する。<フランクル>

もし人間が意味を充足するのではなく、
自己を実現しはじめるならば、
自己実現はただちにその正当性を失ってしまう。<フランクル>

・・・自己実現の自己目的化。
そして自己目的化した自己実現は、
どんなに巧妙に美化されてもエゴイズムにすぎない。<岡野守也>

ああ、そのとおりだよねと、ひどく納得!

前置きがながくなりましたね、
実のところ、この頃、過剰なまでに自己実現を求めるきらいの人たちを、
見聞きすることが多くなり違和感を覚えていたので。

けれど、この違和感は、同時に自分への警鐘であるのかも・・・
そうなふうに感じなくもありません。

私やましたひでこも、心しておかなくてはならないよう^^;

有難うございます。
あなたとのご縁に、いっぱいの感謝と愛を込めて。


・引用の出典はこちらの本。
私がはじめて読んだのは1995年のこと。
現在は増補改訂版、息の長いロングセラーです。

トランスパーソナル心理学
岡野守也/青土社



・伝説のヨガマスター「沖正弘」師は、
難しいことを易しく伝え教えて下さったと思うのです。

伝説のヨガマスターが教えてくれた 究極の生きる知恵
龍村修、やましたひでこ著/PHP研究所



・そして、私はこの塾で、
断捨離の核を、神髄を、醍醐味を
わかり易くお伝えさせていただきますね。

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