ハリケーン・サンディとNYのダンシャリアンたち | やましたひでこオフィシャルブログ「断捨離®」Powered by Ameba

ハリケーン・サンディとNYのダンシャリアンたち

ダンシャリアンの皆さま、ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。


東京へ。

この日の天候は大荒れ。
まあ、11月の北陸にはよくあることだけど。

飛行場周辺は、雷雲がゲリラのごとくやって来て、
出発時間が遅延することたびたび。

それでも、私の搭乗機は、1時間遅れでなんとか離陸。
別の航空機は、機体に雷が落ちて整備に時間がとられて、
いつ出発できるかもわからず。

搭乗待合室に繰り返し流れる遅延案内とお詫びのアナウンスは、
雷が「落ちて」とは、絶対言わない。
雷に「会い」と言うのです。
そう、この業界、「落ちる」というのは禁句のよう。




でね、この大雨、大風で、
過日、ニューヨークを襲ったハリケーンのこと思う。

実のところ、TVも新聞のニュースもまったく見ないので、
ニューヨークが、ハリケーンに襲われたことも知らなかった私。

まして、ハリケーンの名前が、
我が家の愛犬と同じ「サンディ」だなんて、
家に戻ってから、はじめて知ったという・・・

それで、10月のNY訪問時、お世話になった方々へ、
facebookでお見舞いを。

ああ、なんの被害もなかった方もいれば、
長い停電でとても難儀した方もいて。

これど、NYのダンシャリアンさんたち、
それぞれの気づきを伝えたきて下って。

ある方は、停電はとても苦しかったけれど、
ろうそくの明かりの下での時間の中で、
今まで、家族としっかり向き合っていなかったことに
気づかされたと。

また、ある方は、被害のなかった自分自身に、
こう問いかけていた。
今、自分たちが送ろうとする支援の衣類は、
断捨離品として始末する先が見つかった故なのか、
それとも、被災した方々へと希望につながるのかどうかと。

また、ある方は、ふだんまったく交流することのない
自分の住むアパートの住人同士が、
支援の呼びかけチラシにつよく反応してくれて、
沢山のモノが集まったと、喜んでいる。

ああ、さまざまなんですね。

断捨離とは、「断たれて」こそ、
はじめて、気が付き、気が付かされることあるという意味がある。
日常の当たり前は、本当は、当たり前ではないのかも知れないのだと。

自然は、私たちに、時に容赦なく断捨離をしいる。
そうだ、自然は強制的な断捨離か。

これには太刀打ちできず、
降参するしかないのかなと、つい思ってしまうもの。

けれど、私たちに人間にも、ちゃんと逞しさがある。
いろんなことに、いっぱい気がついていける、
したたかさがね。

そう、間違いなく、きっとね。

・写真は、我が通称「断捨離ハウス」の庭に差込む陽光。
そして、深夜に到着した羽田空港。

有難うございます。
あなたとのご縁に、いっぱいの感謝を込めて。