伝統的医療 ~「雷龍の国ブータン」旅日記 その8 | やましたひでこオフィシャルブログ「断捨離®」Powered by Ameba

伝統的医療 ~「雷龍の国ブータン」旅日記 その8

ダンシャリアンの皆様、ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。


その国の、その地方地域の、伝統的医療が尊ばれていること、
とても羨ましく感じる。

それら伝統的医療が、国家レベルで尊重され、
そして、そこに住み暮らす人々の信頼と尊敬を得ているとしたら、
それだけで治癒へのプロセスとなると思うのだけど。

そうですね、西洋的、現代的な医療行為に対して、
「代替医療」なんて言葉が存在すること自体が、
奇妙なことなのかもしれない。

すべての医療は、命に対して、
等しく、懸命に働きかけようとするものだから。

ブータンの首都ティンプーで訪問したのが、ここ。
National Traditional Medicine Hospital 





門をくぐると、中庭が広がり、
各診察室の前では、患者さんたちが待つ。
これは、日本でもおなじみの光景。

隣接して、伝統医学の立派なカレッジがある。



カレッジの資料室で、チベットの流れを汲む、
ブータン伝統医療の解説説明を副医院長先生に伺う。

そして、私たち一行を代表して、
minamiちゃんが、副医院長先生の診察を受けることに。
彼女は、前日の夜から体調を崩し、
この日もツアー中、しゃがみ込むことが多かった。







問診と脈診。
そして、先生の診断は一言、「ガス!」

少しばかりの食べ過ぎに排泄不完全。
なにごとも、余計なものが溜まり滞っていると、
ろくなことはないのよね・・・

ねっ、minamiちゃん。



薬草系の処方薬カプセルを、一同に披露するトホホなminamiちゃん。
ツアー仲間さんたちは、とっても心配してくれましたものね。

はい、この日の夜には回復に。