ホテルに着いてみれば ~「雷龍の国ブータン」旅日記 その4 | やましたひでこオフィシャルブログ「断捨離®」Powered by Ameba

ホテルに着いてみれば ~「雷龍の国ブータン」旅日記 その4

ダンシャリアンの皆さま、ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。


バンコクのホテルを、午前3時過ぎに出発し、
ブータン・プナカのホテルに到着したのが、午後の8時過ぎ。

合計17時間の移動の旅。

まあ、そのわりには、皆さん元気で。
さすが、龍村ヨガの一行だと妙に納得感心したりして。




宿泊のホテルは、外国人観光客向けのリゾートホテル。
それぞれ、コテージに別れて宿泊。

部屋に入り、やれやれ。


バスルームの備品は、洗いざらしゴワゴワのバスタオルが1枚。
他のタオルはなし。
所謂、アメニティグッズの類は、小さな石鹸ひとつ。

おお、ここはブータン。
質素簡素が、かえって心地良い。

が、シャワーのお湯は、いつまでも水のまま。

まあ、これもよしとしよう、ここはブータンなのだから。
水が出るだけでも有り難いではないか。

けれど、極めつけがこれ。
トイレの水が、壊れていて流れない。

わ~ん

で、この晩は、プラスチックのゴミ箱をバケツ代わりに、
水を汲んでは流すはめに。

あはは、けれど、なんとかなるものです。

可笑しいのは、ここはブータンだからと思うと、
どうにでも受容ができる自分がいること。

これが、東京だったら、こんなに鷹揚寛容になれるのかどうか。
まったく、人の感覚感情とは相対的なものだと。

そして、夜中には、私の安眠を侵す者が・・・
そう、1匹の蚊のご来訪。

かくて、ブータン最初の夜は過ぎゆく。

それにしても、何もない部屋に、なにも揃ってはいない空間に、
大きな立派なテレビがドカンと鎮座しているのは何故かしらね。

この違和感は、なんとも。

・冒頭の写真は、部屋のバルコニーからの眺め。
もう、文句のつけようのない美しさ。