熱い・大きい・辛い ~重慶にて その5 「バルコニー占拠事件」編
ダンシャリアンの皆様、ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。
重慶市を貫く長江、言うまでもなく中国第一の大河。
この大きな川の両岸に、これまた大きな建築物が群立するのが重慶。
頭の中で、「長江」とは、かの「揚子江」のこと?と疑問符がよぎる。
そうか、揚州付近では、そう呼ばれているのね。
さてと、長い桟橋を渡り、中国と日本の塾生のためにチャーターされた、
ナイトクルーズ船に乗り込む。
でね、私たち6人仲間で陣取った場所は、
船の一番上、一番先頭のバルコニー。
そうだ、吹く風は心地よく眺望をさえぎるものは一切ない、
エクセレントなポイント。
ところがだ、なんと、そこは貴賓室専用バルコニー。
当然、そのVIPルームは、稲盛塾長と中国のお歴々に用意された部屋。
知らなかったとはいえ、私たちは、そのバルコニーに闖入したことになる。
そこへ、塾長到着。
VIPルームの扉は締められる。
私たち6人は、前面は夜景、
背面は大きなガラス張りの窓の中の塾長御一行様という、
なんとも身の置きどころのない状態で、
さして広くもないバルコニーで過ごすこととなる。
けれど、貴賓室側から見れば、私たちは、視界を遮る邪魔な闖入者たち。
せっかくのワイドビューが台無しになる訳で。
でもね、塾長に咎められることもなく。
ボディガードに追い出されることもなく。
貴賓室では、いかにも高級そうな中国茶が、
いかにも立派な器で振る舞われ、美味しそうなフルーツが並ぶ。
私たちは、ドリンクの注文も出せず、トイレに行くのも憚られる訳で。
すると、不憫に思ってくれたのか、
塾長から、お茶の差し入れ、しかも、葡萄と枇杷のおまけつき。
ああ、塾長は、どこまでも優しい。
その枇杷をもって、本昌康社長と第二夫人昇格やました、
はい、ポーズ!
途中、塾長もバルコニーにお出まし。
派手な電飾の夜景は、どこまでも続く。
ここには、15%の節電はないのかな。
2時間近くのナイトクルーズ、当初の場違い感はどこへやら。
だんだんと、図々しくなる闖入者一同。
最後は、貴賓室にて記念撮影を。
むふふ、他の塾生さんたちに羨ましがられるであろう、
バルコニー占拠となりましたね^^;
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