それぞれの役目

被災地に留まっているダンシャリアンゆきちゃんから、メールが届いた。

「この度の震災はたくさんの気づきをもたらしてくれるものですね。」

「私は、自分の気の束が随分と太く強くしなやかに束ねられたものだと思い、
改めて断捨離筋トレを続けてきたことの成果を、一人実感しております。」

ゆきちゃんは、健気だ。

それにしても、私たちが気づかされるために、
あまりにも甚大な犠牲を払ったということか。


被災地に留まる人もいれば、被災地に赴くダンシャリアンもいる。

国境なき料理団のよしこさん。
「明日から、福島県いわき市の海岸沿いの小学校に、炊き出し部隊長として行ってきます。」と、
連絡がくる。

これから、各地派遣にあたり、どのような組織をつくるかを、
現場でリサーチし組み立ててくるのだそうだ。

「放射能は、今回細胞進化のために、少し多めにあびてくるかもしれませんが、
人類進化には何か普通と少し違う歩みも必要ですよね、ですから頑張ってきます。」

ぽん♪は、このメールに向かって、ただただ、頭をさげた。
本当に、よしこさんらしい、選択決断だと思う。

だから、案じたり心配したりはしない。
お役目を存分に果されますように。

おなじ福島県の被災地へ、医療支援チームに志願したダンシャリアンさんもいる。

彼女は、この志願を、母親に伝えたところ、
『世の中の人のお役に立ってきなさい』と、言われたという。

「この母の子供でよかった」と、ぽん♪に知らせてくれた。


最前線と後方支援。
直接支援と間接支援。
物的支援と声援応援

見える支援と見えない支援

さまざまな立場で、それぞれの役目が、あるのですね。