仕事始め

ごきげんさまです、断捨離のぽん♪です。

いよいよ、仕事始め。
街も人も、本格的に動き出す。

けれど、寒い。
寒いというより、とても冷え込んでいる日。

そんな天候の中、東京より、女性と男性の編集者さんのご来訪。
このお二人、受講生さんでもあるれっきとしたダンシャリアンさん。

なので、その後の断捨離の様子を伺う。

なにせ、この若い若い男性編集者さん＜我が子より年齢が下だった^^;＞、
高校時代の立派な成績表を、しっかりと取っておいているエピソード持ち主。
しかも、故郷から、しっかりと携えて、上京してきた。

そして、社会人になってからも、その成績表を見ては、僕は、ホントは凄いんだぞ！
と励ましていたのだとか。

仕事にやっとやっとの新人社会人、ともすると自信喪失となる自分。
　
優秀なかつての成績表は、今の自分の拠り所なのか、後ろ盾なのか、
あるいは、武装品なのか、証明書なのか、証拠品なのか。

何故、後生大事に保存保管しているのか、しかも、わざわざ実家から持ってきてまで。
あらためて、そのモノと向かい合った時、そして自分に向き合った時、
過去の栄光ともいうべき成績表にしがみついている、後ろ向きな、今の自分が見えてくる。

わかるな、その気持ち。
きっと、怖かったんだよね、その証拠品がないと、自分の能力が証明できなくなるようで。

でも、誰に証明しようとしてたんだろう・・・

そんな、他人軸の自分に気がついた時、あっさりと捨てることができた。
もちろん、過去の成績表とともに、自信の無さも恐怖感をも、手放して。

そうだよね、間違いないのは、たとえもし、高校時代の成績表をひけらかしても、
かえって、人から顰蹙を買うだけで逆効果、という単純明快な結論。

人とは、愛しくて可愛い。
そして、可笑しいね、時として。




ご来訪の皆様、嬉しそうに、我がキッチンの引き出しを写真に収めていくのです。