「住まい」には、なったけれど・・・ | やましたひでこオフィシャルブログ「断捨離®」Powered by Ameba

「住まい」には、なったけれど・・・

ごきげんさまです、断捨離のぽん♪です。

雷と霙の中、空路、晴天の東京へ。
それから、大阪、また東京、そして、帰宅。

太平洋側と日本海側、この見事なまでの天候の違い。

そしてまた、東京は、どこまでも煌びやかで。
我が住まいする街とは、比べようもなく。




さて、大阪で、年内のセミナーもお仕舞いに。
過密なスケジュールは、あえて覚悟の上だったけれど、
最後まで無事にやってこられたのは、やはり、なによりと。

後は、地元の長いお付き合いの受講生さんたちとの勉強会が、
幾つかあるのみ。





で、大阪にて、ひとりの受講生さんの言葉が印象に残る。

断捨離を懸命にすすめて、家は、物置状態から、本来の住まいへと。
けれど、何にも変わっていない自分。

同じテーブルを囲んだ、物置暮らし脱却挑戦中の他の受講生さんに、
家が住まいになって、どんな変化が訪れたのかと、さかんに問われたけれど、
何の変化も見いだせない自分に、愕然と。

この虚しさは、何故、なんだろう・・・

そうだ、自分の断捨離は、どこまでも、他人軸だった。
他者のための、他者を意識した、他者が軸となった住まいづくりに終始していた・・・


そうだね、断捨離とは、自分で自分を、モノと空間でもてなしていく世界。
自分を取戻し、自分を確立していくための作業。

整った空間でも、そこに、自分への思いやりが欠如していれば、
そこにいる自分が、心地よいとはいえないだろう。

けれど、軸が、ぶれたり、ずれたりするのは、無理からぬこと。
そして、そこに気づきさえすれば、修正は、いくらでも可能なこと。

そしてまた、自分軸があってこそ、時に自在に、他人軸にもなれる。

そんなふうに、あらためて思いましたね、ぽん♪も。