てんこ盛東京 その4 「困る」と「悔しい」 | やましたひでこオフィシャルブログ「断捨離®」Powered by Ameba

てんこ盛東京 その4 「困る」と「悔しい」

ごきげんさまです、断捨離のぽん♪です。

鳩山首相辞任・・・

午前と午後2回の断捨離トークライブ、まるで、はんを押したように同じ質問。
「捨てて困ったことはありませんか?」

断捨離伝道師のぶこ女史の答えはこうだ。
捨てて困った経験はたただひとつ。
鳩山首相誕生の2週間前に、彼のサイン入りの本を断捨離っていた。
しまったな・・・とっとておけば良かったかしらん。
けれど、それも一瞬、首相誕生のニュースを聞いて頭をよぎっただけのこと。
是が非でも、とっておきたい本でなかったのは明らかで。

所詮、自分軸のシロモノでなかった。
それ以外で、捨てて困った経験はひとつもないと、キッパリ。
それどころか、捨てて良かったことばかりだと。

そうだね、もし取っておいたとしても8ヶ月の余命だったのかも・・・
全ては、移ろっていくのよね、なんて、しみじみ・・・
首相辞任のニュース聞いて思うぽん♪

はい、誤解なきように。
断捨離は、なにもかも捨てろと言っているのではありませんね、もちろん。
時間の軸のズレたもの、自分の軸からブレたものを、取り除いてはいかがかしらん!?
という提案。

でね、ぽん♪の場合はと言えば。
捨てて困ったことを慮るよりも、有るのに買ってきてしまったことに、
激しく憤るタチでして(^^ゞ
それは、しまったというレベルを遥かに凌ぎ、悔しいのなんの^^;

たとえばギチギチに詰まった冷蔵庫、奥に棲息している食品群。
息を潜めて、じっと食べて貰えるのを待っているにもかかわらず、
主は、それらが無いものと思って、また買ってくる。
哀れ、賞味期限切れの命たち・・・なんて、思ってしまうのでね。

もし、自分がそんなことをしでかしたら、残念で無念で悔しくて(..)

余計なモノを持ちすぎて、管理できないままに忘れ去り、
有るのに無いと思い込み、二重三重に同じモノを買い込むなんてことは、
やはりNGにしたいと。

そしてもうひとつ。

判断ミスで捨てた、そして困った。
その困ったは、しょせん、しまった程度のこと。
不幸でもなく、悲劇でもなく、ましてや、生死にかかわることでもなく。
はい、しょせん、迂闊な判断の網にひっかかかる程度のモノ。

それよりもなによりも、捨てて困ると言う、まだ、おきてもいないことを想定して、
まだ来ぬ未来を曇りガラスで見てしまう今が、もったいないかな。

未来は、不確定要素満載の世界。
その不確定要素に、ワクワクするのか、怯えるのか、どちらを選択してもいいけれど。

なんなら、いっそ捨てて困った経験も、悪くない。
なんだ、おきてみればたいしたことでもないな~と言う経験の積み重ねは、
きっと、自分を逞しくしてくれるから(*^^)v