境港にて その2 「のんのんばあ」 | やましたひでこオフィシャルブログ「断捨離®」Powered by Ameba

境港にて その2 「のんのんばあ」

ごきげんさまです、断捨離のぽん♪です。

境港駅よりつづく商店街、妖怪のブロンズ像が並ぶ「水木しげる」ロードの散策の前に、
中野町にある曹洞宗・巨嶽山「正福寺」へ。




ここには、幼い水木少年が、「のんのんばあ」に連れられて、繰り返し見たという
「六道絵」がある。

実は、このぽん♪、ゲゲゲの鬼太郎の漫画は、あんまり読んだこともなく、
ましてや、アニメ版にも疎い。
そのかわり、水木氏の少年時代が記された著作「のんのんばあとオレ」が大好きで。
なんといっても、しげる少年の父親が、粋で軽妙洒脱。
NHKでテレビドラマ化された時は、このラブリーな父を、岸部一徳が演じていて。
ぽん♪はね、この俳優さんも大好きで。
それこそ、タイガースのサリーの時からのファンでして。

ああ、ご存知ない方も多いのでしょうね、グループサウンズ・タイガースのサリー。
それはそれは、このぽん♪とて、小さい?時のことだから(^_-)-☆








あれ、話を戻そう、正福寺の「六道絵」。

地獄
餓鬼
畜生
阿修羅



かつて、幼い水木少年が、「のんのんばあ」に繰り返し教えられたごとく、
ぽん♪、minamiちゃん、受講生さんたち、七名一同が、打ち揃い、神妙に、
正福寺・永井光明ご住職の解説を。

ああ、死後、ぽん♪は、どこの道に往くのだろう・・・
いえいえ、これは、死後の世界の話ではないようで、どこか、今の自分を映し出す・・・



「極楽は尋ね探せば十万億度 つくりだせば心中にあり」

火の車を走らせている姿、互いに傷つけあう修羅の姿、足ることを知らない餓鬼の姿。
ひえ~と、それぞれ思いあたるふしを胸の内に押し込めて、本堂の玄関先に戻れば、
なんとも断捨離チックな言葉が、目に飛び込む。





はい、おおせのとおりでございます、ご住職さま、のんのんばあさま。
恐れ入りましたですm(__)m

・冒頭の写真は、水木しげる傘寿の記念碑、可愛いのなんの。

つづきます。