「捨てる」と「棄てる」 | やましたひでこオフィシャルブログ「断捨離®」Powered by Ameba

「捨てる」と「棄てる」

ごきげんさまです、断捨離のぽん♪です。

弥生三月二日、1日遅れで、白山さん朔日参り。
参拝の人々で混み合う一日よりも、静かでいいかなと、同行のまちこちゃんと話しあう。

はい、本当に静か。
今月も、神様にちゃんとご挨拶ができて、なんとも清々しい。









冬の間、履いていたソックスの踵に穴があく。
さすがに、この穴の写真は撮らなかったけれど、
擦り切れて穴があくほど、使い切ったかと思うと、なんだか勝利宣言したくなる(*^^)v

一流のスポーツ選手が、練習また練習で、すぐ靴を履き潰すような・・・
あはは、ぽん♪の場合は、ただズルズルと歩いているだけだけどね(^^ゞ

ボールペン1本を使いきって、嬉しそうに報告してくれた受講生さんもいたけれど、
その気持ち、わかるわかる。

こんな小さな達成感?さえ、なかなか味わう機会がないものです、今の世の暮らし。


でね、ぽん♪は、辞書を引いてみる。

「漢語林」

長男殿のお古の辞書、高校での漢文での授業のためのもの。
これだって、あんまりどころが、ほとんど使われることもなく・・・


「捨」・すてる

・・・手離す。不用の物として手ばなす。
・・・やめる。ほうっておく。あきらめる
・・・ほどこす。神仏に金品を寄付する。
・・・常に平らで、執着することのない心

「棄」・すてる

・・・なげすてる。ほったらかす。
・・・とりあげない。しりぞける。用いない。
・・・見捨てる。見はなす。忘れる。

ああ、おなじ「すてる」でも、えらい違い^^;

思えば、家の中、打ち棄てられたモノたちのいかに多いことか。
押入れ、納戸、クローゼット、いたるところに、ほったらかしにされながら、
静かに堆積、棲息しているモノたちよ・・・

ちゃんと成仏させてあげられたら、いいなと思う、そんなモノたち。
「断捨離」という儀式でね。

さあてと、穴のあいたソックス、どうやって見送ろうかしらん。
やはり、「有難う、ご苦労さま、お陰さまで暖かでした」ですね(^^♪